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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



MFで細い枝を渡りながら枝先の小さな木の実を採餌するカワラヒワ(全長14cm)です

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると本州、台湾を除く中国、朝鮮半島で留鳥、北海道、樺太、千島列島、カムチャッカ半島で夏鳥(繁殖)とあります

また別の図鑑「山渓ハンディ図鑑7 新版日本の野鳥」の分布図にも台湾は含まれていませんでした

しかし、北海道根室市に1月に出かけた際、このカワラヒワの群れをよく見かけましたので、冬季の北海道には分布しているよう(夏鳥ではなく留鳥か)

そこで台湾にも分布していないかどうか図鑑「台湾の野鳥300図鑑」でカワラヒワを探すと、ちゃんと記載がありました

<カワラヒワは漢字で金翅雀、中高海抜の針葉樹林から平地の農耕地、田圃、海岸地帯の樹林で見ることができる>

<習性は活発で、群れで田畑で採食する活動様式はスズメに似ている>

<冬鳥として渡来し観察時期は10月から翌年4月まで。また春と秋には旅鳥としても渡来し、渡りの季節は海岸地帯の樹林で見ることができる>

ということで、日本の野鳥図鑑の分布図に誤りがあるという話でした



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