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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の公園のナンキンハゼには白い実が付いていて、野鳥がそれを食べにやってきます。この日は20羽くらいのムクドリの大群が来ていました。

中に1羽だけ尾羽根の先端部が白くなく、全身が黒っぽい個体が混じっていました。どうやらホシムクドリ(全長22cm)のようです。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)には<数少ない冬鳥として西南日本に渡来し、農耕地、市街地、疎林などに生息する>

<雌雄はほぼ同色。成鳥冬鳥は全体が黒く、緑色と紫色の光沢が有り、ほぼ全身の羽先には白色やバフ色(薄い黄土色)の斑がある>この斑をハート形と言う人がいます。

一方ウイキペディアでは<名前の由来は、暗い体色に星状の(白色やバフ色の)斑点がちりばめられていることによる>

<ヨーロッパ東部、スカンジナビア半島、ロシア西部からバイカル湖周辺までの広い地域で繁殖し、冬季は中央アジアやイラン、アラビア半島、アフリカの地中海沿岸の地域に渡り越冬する>

<北アメリカの広い範囲やハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国等には、他の地域から持ち込まれた個体が外来種として生息する>

<日本には亜種 が、数少ない冬鳥として渡来するが、西南日本での記録が多い。ほとんどが単独の渡来だが、島根県や鹿児島県では、毎年少数の群れが越冬している>

<農耕地、市街地や開けた林などに生息する。日本ではムクドリの群れに混じっていることが多い>実は、このホシムクドリ、世界を代表する害鳥だったということで明日の記事に続きます。

 



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