明けましておめでとうございます。初夢は一富士二鷹三茄子と言いますが、バーダー(バードウォッチャー)のあこがれは間近に見る鷹の飛行姿です。
今回はタカ目タカ科のチュウヒ(環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB指定)の飛行姿を紹介しましょう。
ちなにみ普通のタカとして知られるオオタカ(蒼鷹)は環境省レッドリストの準絶滅危惧指定なので、チュウヒ(鳥名の由来辞典・柏書房では腰白鷹とも)よりも絶滅危険度が2段階下となります。
ところで「初夢」とは、元日の夜から2日にかけて、つまり今晩から明日の朝までに見る夢ですね。
縁起の良い初夢が「一富士二鷹三茄子」とされた理由には諸説あるようですが、その中の一説を紹介しましょう。
まず「富士」は、「無事」に通じることから「健康第一」ということでしょう。
次ぎの「鷹」は、「高い」に通じるので「成長」を願ってのことでしょう。
「茄子」は「成す」に通じ、達成という意味がある、という説が比較的よく知られています。
すなわち、一富士二鷹三茄子とは「無事に、高い目標が、達成できる」ということかも。読者の皆さんも縁起の良い夢を見て下さい。