濤沸湖には環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定のオジロワシもいました。
オジロワシはユーラシア大陸北部で繁殖し、冬期に北日本などに渡来する冬鳥ですが、北海道北部では一部が留鳥となっているようです。
北海道には環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定のオオワシも渡来してきますが、オオワシを見ることができるのは11月から3月頃までです。
ところで、ウイキペディアによればオジロワシの全長は70 ~98cm。翼開張180 - 240cm。体重は 7kg(猛禽類はオスがメスより一回り小さい傾向にあります)
オオワシは全長88~102cm。翼開張220~250cm。体重9kgとオジロワシよりも大きく、日本最大のワシと言われています。
大阪市内でも見ることの出来る猛禽類はミサゴですが、ミサゴの全長54~64cm。翼開張155~175cm。体重2.5kg。オジロワシ、オオワシよりかなり小型ですね。
少し古い記録ですが濤沸湖で見ることが出来るオオワシ、オジロワシの数は風蓮湖などと比べると少ないようですが、この日は2羽のオジロワシを見ることができました。
オジロワシの食性は動物食で、魚や鳥類、哺乳類、動物の死骸など。このオジロワシが飛ぶと、風蓮湖で休んでいた野鳥が警戒して一斉に飛び出しました。
飛び出したオジロワシが目立つ白い尾羽根を一杯に広げて着地しそう。着地の寸前、足指を広げ、その鋭い爪を見せてくれました。