濤沸湖はオホーツク海に通じていますが、その河口の西側には長大な砂浜がありトウネン(全長15cm)が渡来していました。
トウネンは、シベリアやアラスカ北部で繁殖し、8月頃から越冬地の東南アジアやオーストラリアへ渡る野鳥です。
全長15cmしかないトウネンがシベリア北部からオーストラリアまでの長距離を渡る事実は驚きです。・・・オホーツク海の白波とトウネン2羽
その途中、中継地となっているこの海岸や日本各地で栄養の補給をするようです。・・・小石の浜を歩くトウネン
渚を歩きながら、せわしなく何かを食べていました。・・・白波の打ち寄せる浜に立つトウネン
波が引いた際に波打ち際で採餌していますが、次の波が押し寄せてくると急いで陸地に駆け上がる行動を繰り返していました。・・・白波を背景としたトウネン
撮影時には気がつきませんでしたが、波打ち際のトウネンの右足には足環が見えます。
望遠レンズで撮影していたので、次回の記事で足環の詳細を説明する予定です。・・・小石の浜で翼をストレッチ。
用心深いことで知られるトウネンを、これほど近くから撮影出来る場所は少ないと思います。