電車で1時間ほどの公園に珍しい鳥が渡来してきていると聞いたので行ってきました。
キバラガラ(黄腹雀)という中国南東部では留鳥とされている小型(体長10cm)の鳥です。
確かに首から胸、腹にかけてが黄色ですね。
キバラガラを正面から見ると両眼が見えています。
普通の鳥の眼は、頭部の側面にあるので正面から両眼がこれほど明瞭に見える野鳥は少ないと思います。
同じスズメ目シジュカラ科小型野鳥のヒガラ(11cm)やキクイタダキ(10cm)とよく似ています。
またキクイタダキ同様に、動きが速く撮影難易度が高い小型野鳥です。
翼の上面にある白斑もヒガラやキクイタダキとよく似ています。
暖かい中国南東部から日本に渡来してきたのは、地球温暖化の影響かも知れないので、各地で観察できる機会が増える可能性がありますね。