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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



大阪港に海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」が入港、一般に公開されると聞いたので梅雨明け宣言の出た日に行ってきました。

 


「おおすみ」を正面から見ると、艦橋を左側に寄せ船体上部に平らな甲板があるので、小型の航空母艦のようです。




1998年に就航した「おおすみ」は、基準排水量8900トン、満載排水量14000トン、全長178m、全幅25,8m、深さ17m、吃水6m、速力22ノット、乗員135名という大型艦です。



公開時間の10時、一般の見学者は「おおすみ」の舷側に開けられた車両の出入り口から中に入ります。




艦橋の前面下部に置かれた上に白いドームのようなものが乗った機械が、攻撃してくる
ミサイルや航空機を至近距離で迎撃する20mm機関砲CIWS)です。




近接防御火器システム
とも呼ばれるこの機関砲は、「おおすみ」に2台装備されていて、有効射程1,500m、有効迎撃距離550m、毎分3,000発を発射できるようです。




海上自衛隊には、「おおすみ」とほとんど同じ仕様の「しもきた」、「くにさき」という姉妹艦がいて、いずれも広島県呉市にある第一輸送隊に所属しています。

ヘリコプター甲板 




「おおすみ」の軍艦旗。



おおすみ型の輸送艦は、直接海岸に接岸するのでは無く、艦内に搭載している2隻のホバークラフトで資材や人を揚陸できるので、世界の海岸線の70%が利用できるようです。


舵輪



旧日本軍は、
輸送などの支援活動を軽視して敗れていますが、兵站と呼ばれる輸送システムが機能しない組織に勝利は無いのです

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