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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



今年は、記録的に遅い梅雨明けとなったようで、連日うだるような暑さが続いていますが、この暑さを体感すると、6年前に赴任していた中国の広東省、広州市を思い出します。

広州の朝



ちなみにネットで検索してみると広州市の最高気温は37℃、最低気温は28℃とありました。

広州のビジネス街



北回帰線に近い広州の夏は、12時頃の太陽が真上から照りつけ、外を歩く人は、足元に頭と肩の部分だけの小さな影ができる不思議な現象を見ることになります。

広州の夜景



この暑さがあるため日本には無い亜熱帯特有の作物が育ち、最も暑い6月下旬から7月中旬に出回るライチーは、安くておいしいので楽しみでした。

広州東駅前歩道



特売売り場には、朝獲れたライチーが山積みされ、その中から良く熟れた大粒の果実だけを慎重に選んで袋に入れ、500グラムが150円くらいだったと思います。

広州のスーパー



また、日本では高価なマンゴーやドリアン、マンゴスチンなどの果物も安く、思う存分食べることができたのは楽しい思い出です。



なかでも匂いの強烈なドリアンは、私の大好物となり、果汁がしたたるくらいに熟れたパック詰めのドリアンを毎日食べていましたが、残念ながら帰国してからは一度も口にすることがありません。



マンゴーも安く、300円くらいで腹いっぱいになる量を買うことができましたが、中には日本では目にすることのないジャンボサイズもありました。



夏の暑さは、作物の稔りを人間に与えてくれる天の恵み、少しくらいの暑さは辛抱しないといけません。

広州の街角



日本でも、真夏しか食べられない果物が結構あるので、少し贅沢をして天の恵みを楽しみ、夏の暑さに感謝する、それが人間の知恵かもしれません。


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