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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



インターネットで「御堂筋」を検索してみると276万のヒット、一方「芭蕉」を検索してみると、ほぼ同数の270万がヒットするので、松尾芭蕉の人気の高さが伺われます。

伊賀市の芭蕉像



「奥の細道」で有名な俳聖、松尾芭蕉が南御堂のすぐ東、現在は御堂筋となっている花屋仁左衛門方で1694年に亡くなっていることを知る大阪市民は少ないのではないでしょうか。

御堂筋南御堂前



その150回忌の天保年間(1844年)に、南御堂に句碑「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」が建てられ、この句碑は現存しています。



さて、花屋のあった御堂筋の緑地帯の中には、1934年に建てられた「芭蕉終焉の地」を示す小さな石碑が残されていますが、あまり目立たないので見逃す人も多いのではと思います。



そこで大阪市に提案ですが、芭蕉の315回忌を記念して、「芭蕉終焉の地」付近の御堂筋緑地帯にバショウの株を植樹し、大阪御堂筋が松尾芭蕉にゆかりのある場所であることを市民や観光客にアピールするのはどうでしょうか。

石碑のある又一ビル前



「芭蕉終焉の地」の石碑のすぐ南側に植樹すれば、ビルの無い九太郎町通りから朝日が差し込むのでバショウの成育に良いのではないかと思います。

又一ビルの前に石碑が小さく見えている



また芭蕉命日となる旧暦11月28日は、年末に当たるので、バショウをライトアップして芭蕉を偲ぶというアイデアもあると思います。

南御堂のバショウ



江戸時代の大坂商人は、芭蕉150回忌に南御堂の句碑を残し、それから165年目の大阪市民は、御堂筋にバショウを植樹したと後世の人に感謝されると思いますが・・・・

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