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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



家内の実家のある集落に2箇所ある船着場の間には、2~300メートルの浅い磯があり、防波堤から階段で下りることができるようになっている。



実家に荷物を置き、磯に入ってみると、明るい海中にメジナの稚魚が群れている。



磯の至る所にムラサキウニがいて、岩の窪みにスッポリと納まっているではないか。



海中の硬い岩に、ウニと同じサイズの窪みが何箇所もできているのは、数千年に渡ってウニが削ったたものであろうか。



そのウニの近くにはサザエが共生していることが多いので、注意深く探し、ウニの棘に刺されないようにして慎重に採っておく。



サザエは、殻の渦巻き模様に注目してウニの近くを探せば結構見つかるもので、かなり前に近くの磯で1時間足らずの間に大きなバケツ1杯採ったこともある。



また岩の割れ目に、貝長10センチくらいのアワビを見つけたが、資源保護のために小さな貝は見逃すこととした。



磯の巨大な岩に直径4センチもあるフジツボが着いるのが不思議な光景であった。



磯の横には、消波ブロックの海岸が続くが、コンクリートでできたブロックの上にニイナが一杯ついているではないか。



隠岐のニイナは、浅い磯の小石や岩の上などの場所で必ず見ることができるありふれた巻貝である。



磯のニイナは海から上がって塩茹でにし、爪楊枝を使って根気良く殻からはずすと、ドンブリ1杯の身が取れた。



螺旋状になったニイナの尻尾は柔らかくすぐに切れてしまうにで、身に刺した爪楊枝を慎重に回転させながら貝殻から引っ張り出すテクニックが必要である。


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