去年 春か 夏に 生まれた猫だと思うのです。
あまり かぼそいので 10月頃から ごはんをあげました。
当家は 雄猫が 3匹おりまして .....
この仔は女の子なので 別の家で お外で過ごしていました。
自然なままの猫たちですから しゅら しゅら 修羅場に
なってしまうので.....
耳のちいさな スコティッシュ の 雑種......
雌猫は ハナ以来ですが.....なんてかわいいんでしょう。
雄猫とは ぜーんぜんちがう。
変な プライドもないし 人間も猫も ♀のほうが 断然
いいです。ことばもわかるし..... おはなしするし......
恋の季節がきて ごろごろねそべって甘えたり ハンサムな
雉猫が 誘いにきたり ..... 外へ行きたくて行きたくて
騒いだり......
だったのですが すっかりおちついて 椅子のうえで まぁ
るくなって おねんね です。
たぶん 受胎したのでしょう。このこは 足がわるいようで
お産はたいへんそうです。
ハナのときは カラスに食べられた 赤ちゃんねこのほかは
貰い手がついて 残った黒猫は 我が家にいます。
たいせつな ハナの 形見です。
ハナも こころがわかる猫でした。
うちの子にならない? と訊くと 申し訳なさそうに 首を
傾げるので 家猫には しませんでした。
ハナは こどもが カラスに食べられたとき 援けをもとめ
わたしを迎えにきたのでした。
けれども 耀くばかりのうつくしさで おとずれた翌日
大きな雄猫に襲われたのか 大けがをして 消えてしまった。
幾度 泣いたか わかりません。
猫も 人間も 女ひとりで 生きてゆく 子を育てるのは
たいへんです。
いま 音もたてずに 眠っている ちいさな黒猫を どうして
あげればいいのか 思案しています。