部品は少しずつ集めていたので、エアクリーナボックスに続いて、足回りの作業を開始した。
まずはフロント周りの作業から・・・
各部の状態が良いので、部品の取り外しにそれほど苦労はしなかった。
んが、この年代のハーネス類の特徴と言うか、妙に配線が多い・・・
しかも、角タンクのヘッドライトステーって、本当に分解するのが大変!
文句言ってもしかたがないので・・・
フロントホイールやフロントフォークを外し、ステムベアリングの交換作業を開始!
重量物がなくなると、それまで気にならなかった動きの渋さを感じる。
ボールもそれほど痛んでいるようには見えないけど、グリスが乾いてしまい、キラキラになってる。
まぁ、錆びているより良いけど、グリス分が全くなくなっている感じ?
ボールを触っても、手が汚れないもん。
ボールレースは、打痕こそなかったが、薄っすらとメッキが削れて入る部分が数箇所ある。
おそらく油膜切れが原因だろう。
新しいボールレースを打ち込んで、ボールも交換して組み上げた。
ステムの動きは見違えるようにスムーズになった。
このまま放置するのは、ちょっち心配なので、フロントフォークとホイールを仮組みする。
インナーチューブは、気持ち悪いくらい綺麗だ!
内部の状態は、分解してみないとわからないけど・・・
なんとなくだけど、フロント周りは、分解歴がありそうな気がする。
ハーネスの取り回しが不思議なことになってたり、ホイール周りに不思議なワッシャが入ってるから。
これらは、最終的に正常(正式)状態に組み上げる予定。
フロントフォークのオーバーホールまで進めるつもりだったけど、準備していた部品が間違っていた・・・
急いで発注したけど、来週の入荷らしい・・・
それまでに、ホイール周りのベアリングと、ブレーキキャリパーの作業を進めるつもり。
YA0011