疑っていたコンデンサーは、抜けてはいなかった・・・
でも、コンデンサーからの配線に接触不良を発見したので、端子を研磨して正常に戻した。
さてエンジンを始動させると・・・以前より安定しているが、やはり失火する。
特に左側は「失火」と言うより、ほどんど火が飛んでいないように思える。
ところが、エンジンから点火プラグを外して火花を確認すると、普通に飛んでいる?
試しにコンプレッションを確認してみると、左側が9.9で右側は10.5もある。
えええ!
なにが起こってるんだろうか?
そろそろ我慢の限界!
シリンダーヘッド外しちゃえ!
えええ!
なんだか燃焼室形状がメチャクチャなんですが!
とにかくスキッシュエリアはどこ行った?って感じまで削られている!
しかも、削りすぎたんだろうか? 燃焼室の周囲を削ったような痕跡もある。
って言うより、ヘッドガスケットが入っていないんですが!!!
良く見ると妙な痕跡が・・・
ピストンヘッドにも同じような位置に痕跡が・・・
これって、打痕か?
シリンダーを外してないので覗いただけだが、ベースパッキンも入っていないような気がする?
だって、上死点でピストンヘッドがこんなに突出するとは思えないもん!
右側も確認したかったけど、ヘッドボルトが硬くて外れない・・・
覗き込んでみると、ヘッドガスケットはなさそう?
スプレーオイルを吹きかけて放置して、なんとか無事にヘッドボルトは外れてくれた。
でも・・・
あいや!
もちろんヘッドガスケットは入っていなかったけど、左側と同じようにピストンヘッドに打痕らしきものが・・・
「らしきもの」ではなく、「打痕」に間違いないだろう!
最終的にはシリンダーを外さないとわからないけど、コンロッドのベアリングにガタが発生しているようだ。
まともにピストンとシリンダーヘッドがぶつかっているとしたら、もっと大惨事になっているはずだもんね。
さて、どうしたもんかなぁ
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