「焼き付いちゃったんですけど、原因は何ですかね?」
等と言われても、原因は沢山考えられるわけで・・・
でも、気になるのは、オイルポンプは、「大丈夫」と決めてかかっている方が多い。
外観が綺麗でもだめで、内部の状態が重要なことを説明させていただく。
でも・・・半数以上の方はわかってくれない気がする。
本日オーバーホールしてたのが、RD50銀2のオイルポンプで、外観的には綺麗なほうだと思うが・・・
最小ストロークは、ヤマハさんが規定する調整限界まで狭くなっていた。
隙間が見えるけど、これでは狭すぎる!
最小ストロークが小さくなると、アイドリング時の吐出量が減ってしまう。
内部の汚れも相当なもの。
キチンと各部をクリーニングして、オイルシールを交換する。
最終的に組み上げた後で最小ストロークの確認を行い、狭かった場合シムを追加して規定値に合わせる。
これが、最低限必要な作業となる。
くれぐれも、綺麗な外観にまどわされないこと!
YF0006