goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

くどいけどオイルポンプ

2017年06月15日 | オートバイ

「焼き付いちゃったんですけど、原因は何ですかね?」


等と言われても、原因は沢山考えられるわけで・・・


でも、気になるのは、オイルポンプは、「大丈夫」と決めてかかっている方が多い。


外観が綺麗でもだめで、内部の状態が重要なことを説明させていただく。


でも・・・半数以上の方はわかってくれない気がする。







本日オーバーホールしてたのが、RD50銀2のオイルポンプで、外観的には綺麗なほうだと思うが・・・







最小ストロークは、ヤマハさんが規定する調整限界まで狭くなっていた。







隙間が見えるけど、これでは狭すぎる!


最小ストロークが小さくなると、アイドリング時の吐出量が減ってしまう。







内部の汚れも相当なもの。


キチンと各部をクリーニングして、オイルシールを交換する。


最終的に組み上げた後で最小ストロークの確認を行い、狭かった場合シムを追加して規定値に合わせる。


これが、最低限必要な作業となる。





くれぐれも、綺麗な外観にまどわされないこと!







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