さんざんお待たせしてしまったんだけど・・・
GT80銀3が入院
キックペダルが下りたままになってしまったとのこと
キックギアシャフトのセレーションが舐めてる
予想してたので交換するギアは準備してた
でもキックペダル側の溝も傷んでる
さすがに余分なキックペダルはないのでヤスリで修正
クラッチ側カバーを外す前にオイルポンプ周りの確認
オイルポンプワイヤーがめいっぱい引かれてる
アヂャストナットもめいっぱい引かれてた
ネジ山も一山しか嚙んでない
単純に調整すればいい気がするけどオイルポンプが正常かの確認は必須
使われてた固定ボルトも変なサイズだった
つまり・・・
オイルポンプのオーバーホール開始!
最少ストロークは0.2mmなので加減には達していなかった
このオイルポンプはなんだか表面がユズユズしてる?
こんなに表面が荒れてるのって見たことがない気がする
クラッチ側カバーを外して・・・
って
これが大変!
開腹履歴があるようで液体ガスケットが使われてた
それが妙に頑固に張り付いてたのでかなり苦労した
それと
この子は各部のボルトが妙に高トルクで締められてる
一番不安だったのがミッションオイルのドレンボルト
これが緩めるのが怖いくらい締められた(過去に苦労したことがあったので)
各部をクリーニングしてクランクシールを交換
フリクションプレートは当時の材質だったので交換
当然キックギアも交換
カバー側はクリーニングとオイルシールの交換!
オイルポンプのオーバーホールが完了したらエンジンが始動できる
YG0021