goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

今日もオイルポンプ(HS1用)

2018年05月31日 | オートバイ



今度もHS1用のオイルポンプのオーバーホール依頼をいただいた。









外観的には非常に状態は良さそうに見えたが・・・







毎度おなじみ、最小ストロークを測定しようと、シックネスゲージを準備して、スタータプレートを・・・


あれ?


驚いたことに!


メイヨストローク!


ゼロと言うこと!


これって、アイドリング時にオイルがまったく送られないことになるので、もんげー危険!


今までにもストロークしなかった経験はあった。


でも、この子の場合スタータプレートを回しても、カムとピンが擦れる感触が伝わってこない。


なんとなく開腹暦がありそうに見えるんだけどなぁ







後ろ側から見ると、「栓」が駆動シャフト後端ギリギリまで出てきている。


これぢゃぁオイル漏れもするよね。


って言うか、この状態でオイル漏れが発生している場合は非常に危険!


プランジャーで押し出されたオイルの一部が、外部に漏れ出ていることになる。


って言うか、なんとなくシリコンシーラント的なブヨブヨが付着してる?







あいや!


オイル漏れ対策で、シール剤を塗ったんだろう。


実は、この対策って非常に危険だったりする!







これだけのシール剤が、オイルシールとスタータプレート間に居座っている。


そのため、駆動シャフトが後ろ方向にわずかに移動する。


わずかと言っても、かりに0.25ミリ下がると、最小ストロークはゼロになってしまう。







やはり「栓」は、簡単に抜け落ちてきた。







組立が面倒なんだけど、今回はワンウエイ機構も分解することになった。


それは・・・







ギアの隙間から、シール剤がヘロヘロしてたから。


まぁ、この程度のブヨブヨだったら、オイルラインを通過して燃え尽きちゃ浮きもするけど。


一番嫌なのは、チェックバルブに引っかかること?





あと・・・






チェックバルブのスプリングが、歪んでいるのが気になってたけど・・・


なんとなく太い気がする?(引っ張らないとバンジョーボルトから抜けてこなかった)







下が純正のスプリングなので、かなりのオーバーサイズ?


バンジョーボルトに戻すのが可愛そうなくらい太いので、スプリングは交換必須だね!







プーリーのリミッターピンも、変形していたので、交換する予定。





今日のところは、抜け出てきた「栓」をしかるべき位置まで押し込んで、接着剤を流し込んでおいた。


明日、もう一度接着剤を流し込んでから、組立を行う予定。





「オイルポンプ」は、非常に重要な部品です!


何度も何度も書いてるけど・・・


「外観が綺麗」とか

「マフラーから白煙が出てる」とか


は、オイルポンプが正常かの判断基準にはなりません!


最低でも 最小ストロークの確認をすること!



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今日は月末・・・

2018年05月31日 | オートバイ

今日は月末・・・




毎月のことだがドキドキしながらRD50SP白1で支払い巡り。









ギリギリなんとかなったので八坂神社さんにご挨拶!







それにしてもスリムな車体だなぁ







YG0007

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