
今回のツーを無事に走破したGR君!
排気量は社外品の43ミリピストンを使用し、57.6ccになっているがキャブレターは純正で、
エアクリーナエレメントも入っている。
シリンダも特に過激な加工をしたわけではなく、各ポートのエッジ処理と半分程度塞がれ
ていた排気口を本来の形状(円形)に広げただけ。
チャンバーも本来はRD50用として購入したものを使用した。(排気量的にはOK!)
純正のエアクリーナボックスを使っているので、標高の高い碓氷峠でも特にパワー不足を
感じることはなかった。
以前も書いたように、150番程度にしたかったメインジェットもエレメントの加工で170番で
充分に走るようになったし、スロー系も特に手を加えていない。
(ニードルの高さは変更した)
自分的には「適当」なセッティングをしたつもりだったのだが、結果として満足いく走りが
出来たので、「結果オーライ」と言ったところかもしれない?
僕的には「パワーフィルター」が大嫌い!
もしも使うなら絶対にファンネル!
でもファンネルでセッティングを出しても、気圧の変化で間違いなく苦労すると思ったので、
純正エアクリーナとの組み合わせでセッティングを出した。(出た?)
ファンネル仕様に関して、「雨が降ったらどうするの?」とよく聞かれるが、別にメイヨ問題!
だって僕のRD125はファンネル仕様で、数年間の通勤で元気に走っていた!
もちろん土砂降りでも元気だった!
水中は走れないと思うけど・・・(エアクリーナがあってもダメだけど)
実は非常に気に入ったエンジンに仕上がったと思っている。
とにかく余計な気を使わずに走ることが出来た。
スロットルを開けると予想通りの加速をするし、「シフトダウンしようか?」と思った場面でも
そのまま加速できる!
今回のセッティングは結果的に、「懐の広いエンジン」を作れたってこと?