知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

死んだ男の時間は止まる

2013-12-20 09:59:54 | 音楽
娘の友達が好きなアーチストとして尾崎豊を挙げています。
尾崎豊は私とほぼ同年代のおじさんのはずです。
ただ、彼はおじさんにならないで済んでいます。
なぜなら死んでしまっているからです。
彼は太りもしないし、はげもしない。
死んだ男の時間は止まったまま…一番輝いている時間のまま止まっています。
もし生きていたらおそらく私の娘の世代からはただのおじさん。
であれば好きなアーチストにはならないのかとジェラシーを感じている次第です。
私は、太ってはげて死んでいくことでしょう。
そういう記憶が残されたまま時間が止まるのです。