知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

自動車産業の裾野の広さから…マーケット状況からの分析

2008-10-23 06:06:02 | Weblog
10月22日のNYダウ平均は、前日比514.45ドル安の8519.21ドルで引け。
NASDAQは前日比80.93p安の1615.75pで引け
S&Pは前日比58.27pの896.78pで引け。
原油相場は大幅下落。一時66.20ドルと07年6月以来、約16ヶ月ぶりの安値水準を付
ける。
世界景気減速に伴う需要減少見通しや
不安定な株式相場を受けたリスク回避の動き、
先週の原油&ガソリン在庫が共に予想以上に増加した影響から売りが加速し。
原油在庫は需要の落ち込みに4週連続で増加、約5ヶ月ぶりの高水準に積み上がる。
NY原油先物価格は10/16の直近安値69.00ドル割れで下げ幅が拡大、安値圏の66.75ドル(前日比-5.43ドル、-7.5%、年初来-30.4%)で取引を終えた。

一時的にせよトヨタの株がいわゆるPBRを割った。
これは、トヨタが解散した場合に株主に配当される価値を下回ることを意味するが、このことは、現在のアメリカ他の世界的な環境が悪化することを、多くの人が予想した結果。
それは、昨晩のNYの株式市場や原油相場に顕れている。

トヨタが駄目になると日本も自動車産業の裾野が広い分、ダメージが大きいことだろう。
自民党とか民主党とか言っている場合ではない。