アメリカ自動車業界の軟調…日本の景気悪化は避けられない

アメリカ自動車メーカーは、8月の米国内新車販売台数を発表した。
GMは前年同月比-16％の28万2806台だった。
トラックは同-19.3％、乗用車は同-9.8％だった。
フォード・モーターの販売台数は同-34.6％と下落率が拡大。
乗用車は同-19.4％、トラックに至っては同-39.4％となった。
ダイムラークライスラーの米国部門クライスラーは、同-33％と前月並みの下落率。
ただ、軽トラックが同-34％、乗用車が-29％と大幅に下落している。
本日はドイツでもポルシェやメルセデス・ベンツが07会計年度（07年8月～08年7月）の自動車販売台数を発表。
中国・中東での伸びが支えているものの、米国での不振が浮き彫りとなっている。
トヨタ、ホンダともに販売台数を落としており、自動車業界の厳しい現状が浮き彫りとなっている。
我が国の自動車業界の裾野は広く、
経済への市況は避けられまい。
結局サブプライムの影響は、こういった形でボディーブローとなって顕れるだろう。