知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

籠城事件…どいつもこいつも自分の責任逃ればっかり

2007-05-19 08:24:25 | Weblog
愛知県長久手町の立てこもり事件は、発生から29時間たった18日午後8時48分、ようやく容疑者逮捕にこぎつけた。
拳銃で警察官1人を殺害、自身の子供を含む3人を襲った元暴力団組員の大林久人容疑者(50)は、人質にしていた元妻がすきを見て脱出して約6時間後、県警捜査員の説得に応じ、籠城(ろうじょう)していた自宅の別棟を出た。
観念したように両手を掲げて路上に立ちすくみ、一昼夜にわたって住宅街を恐怖に陥れた男は、約20人の警察官に折り重なるように取り押さえられた。

大林容疑者の逮捕後、県警の記者会見が午後11時から愛知県警愛知署で開かれた。
藤村博之刑事部長は会見の冒頭、沈痛な表情で「殉職者を出したことは断腸の極み。今後の同種事案に対しての教訓にしたい」と述べた。
特殊急襲部隊(SAT)の林一歩(かずほ)巡査部長を殺害した容疑について、再逮捕の予定を尋ねられた幹部は「当然」と語気を強めた。
大林容疑者が撃った8発のうち4発は、木本明史巡査部長(54)の救出活動中で、うち1発が林巡査部長に当たった。
報道陣から警察官が死傷したり、解決に長時間を要したりした点に質問が集中した。
藤村刑事部長らは「犯人の検挙に至ったことについては、適切な捜査だったと思う」「対拳銃は最も危険な捜査。
より慎重に、より十分な態勢をとると、時間がかかる」と捜査の難しさを強調した。

愛知県警は、もっと厳しい対応をしてもよかったのではないか?
そう、かつてのシージャックのときのような…
いつも現場の人間が犠牲になる。
人一人死んだ時点で、
犯人が発砲した時点で、保護される権利は失うこととなってもいいんじゃないのか?