知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

レジ袋問題…地方公共団体の足並みが揃わないと

2007-05-17 06:07:29 | Weblog
レジ袋削減に向け大手小売業の取り組みが活発化している。
ミニストップは6月1日から千葉市の店舗で、
レジ袋を辞退した顧客に1円を値引きする実験を始めるそうである。
コンビニエンスストア業界で初の試みとなる。
スーパーではレジ袋を有料にする動きが広がってきた。
消費者の関心を高め、レジ袋の利用量を減らす。
容器包装リサイクル法(容リ法)が4月に改正されたことが背景にある。
同法によって大手小売業はレジ袋の削減目標設定を義務づけられた。
ミニストップは千葉市にある直営一店舗で、
レジ袋を使わない顧客に購入金額から1円を引く実験を始める。
金券や切手類だけの購入など、値引きしないケースの詳細は今後詰める。
同店舗では実施前と比べてレジ袋使用量で、18%前後の削減を見込む。
効果を検証した上で他店でも実施するか決める。
また七種類あるレジ袋のうち、使用頻度の高い三種類のサイズを一回り小さくする。
まず首都圏の十店舗で始め、問題がなければ9月にも約1,800ある全ての店舗に広げる。
サイズを縮小して7%の使用量削減を目指す。長さ5センチメートル程度の円筒形に丸めることのできるエコバッグも全店で300円で販売する。
同社は一連の対策によって、2010年度までにレジ袋の使用量を2001年度比で35%削減することを目指す。消費者が不定期に来店するコンビニはレジ袋削減に苦慮しており、ミニストップの試みが効果をあげれば、追随する動きも出そう。
一方、スーパー各社は相次ぎレジ袋の有料化に踏み切っている。
東急ストアは金沢シーサイド店(横浜市)で4月1日からレジ袋を一枚5円で販売する実験を開始。
同店はレジ袋の辞退率が従来の18%から、85%に高まった。同じ横浜市内では6月からイトーヨーカドー若葉台店なども有料にする。
すでに京都市内の店舗などでレジ袋を有料にしたイオンは、全国に広げることで2010度までに直営店での買い物袋持参率を平均50%以上に引き上げる方針。
同社は環境省と循環型社会の構築に向けた取り組みに関する協定を締結。
行政の後押しも得て、有料化に対する消費者の抵抗感を薄める考え。

理想は分かるのだが、現実に仕事の帰りに買い物をするのに、エコバックを利用するという気が起こらない。
とてもじゃないがエコバックを持って朝の通勤ラッシュの電車に乗り込む気にはなれない。
やはり、レジ袋はありがたい。

また、レジ袋によるゴミの排出を認めない地方公共団体もあるようだが、
実際、レジ袋でも出されても回収しているようである。
この辺は、ゴミ回収が民間委託されているせいか、民間のごみ回収業者にはレジ袋の問題意識が浸透していないように感じる。
面倒くさいことになるから回収してしまえと言うことなんだろう。
逆に住民側にも、レジ袋で出しても回収しているからそのままレジ袋でゴミを出すという人も見られる。

やるべきことだと分かってはいるんだが…