リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

忘年会はポットラックで

2013年12月19日 | 日々の風の吹くまま
今日の目覚ましは午前11時半。つまり、いつもの木曜日の起床時間。ほぼ「通常」のスケ
ジュールに戻ったと言うこと。ジュースの朝食?で、カレシの英語教室の忘年会の準備。持
ち寄り形式のポットラックなので、ワタシの料理はアヒ(今日はキハダマグロ)のポケとアル
バコアまぐろのネギトロ風ロール。巻き寿司は海苔の上にご飯を均等に広げるのが難しくて、
太めのと細めの具が端っこに偏った「流し目」ロールになったけど、まあ、いいか。

いつもはまん丸のダイニングテーブルは2枚の延長板を差し込めば長楕円形の大テーブル
に変身。ちょっと狭いけど、何とか全員座れそう。料理やお皿を並べられるように、キッチン
中央にあるアイランドの上のものをセカンドキッチンに移動して、パーティ用の食器をセット。
午後1時、全員が乗ったミニバンが到着。みんな中国系なので、集まった料理も中華料理
で、香港風、北京風、台湾風。デイナのレモンクリームロールは見るからにふんわり。赤鼻
のルドルフをデザインしたにんじんのカップケーキがユーモラス。でも朝食代わりにこんな
にいろいろ食べたら、夕食はいらないなあ、きっと・・・。

各自のお皿を山盛りにして、テーブルを囲んでにぎやかなおしゃべり。リタは東京での「国
際アマチュアペア碁選手権大会」の報告。ペア碁というの初めて聞いたけど、テニスの混合
ダブルスのような形式らしく、世界中に愛好家がいるんだそうな。子供のときに始めて35年
と言うリタは5段で、今回は7段の男子高校生と組んでトーナメントを勝ち抜いて「カナダ代
表」として出場。好きこそものの上手なれ、と言うことわざがあるけど、まったくその通りで、
「下手の横好き」が自慢になってしまっているぐうたらなワタシから見ると、すごいなあ。

教室でやるパーティと違って、今日は時間の制限もないから、遠慮なくおしゃべりに花を咲
かせて、お開きは午後4時近く。ワタシのカメラで、クリスマスツリーの前に全員揃っての「メ
リークリスマス」の記念撮影。今回もまたポケが大受けしたので、基本的なレシピをコピーし
てみんなに挙げた。最後に、「生徒会」からカレシ先生にクリスマスカードとギフトカード。プ
レゼントはダメと言ってあったので、みんなで相談してクリスマスカードの中に忍ばせること
にしたらしい。ちょっと謝恩会みたいな忘年会、すごく楽しかった!

昼も夜もひとっ走り

2013年12月18日 | 日々の風の吹くまま
まぶしいくらいのいい天気なのに、また気温が氷点下になって、金曜日には雪(か雨)の予
報。でも、すぐにプラスに戻るらしいから、雪が降ってもシャベルは不要ということか。今日
は10時半に目覚まし起き。屋根職人は天気しだいの仕事なので、ケセラセラの人が多いと
いう評判だけど、ほぼ予定通りの11時15分に現れた。なぜかワタシはTシャツ1枚に素足
で外へ出てしまって、冷たい風が吹く歩道で屋根を見上げながら、ああして欲しい、こうして
欲しい。(そのうち、ぶるっ!)

カレシ、「鳥が屋根に止まれないようにできないか」。答は「いろいろ方法はあるけど、鳥も
バカじゃないからすぐ慣れてしまって、金のムダ」。カレシ、「落ち葉が溜まらない雨樋に替
えて欲しい」。答は「今あるのに網をかければ十分」。ワタシ、「北側に積もった雪が塊になっ
て落ちないようにできないか。答は「落ちる方向を制御する手段を考えてみる」。信頼できる
という印象。マイクのような信頼できる請負ビルダーを通すと工費の15%か20%の手数料
がかかるけど、電気工、配管工などの下請けはほぼ100%の確率で腕のいい人に当たる
から、ものぐさな私たちにはそれだけの価値がある。まあ、個人の請負ビジネスは何よりも
信頼関係が鍵だし・・・。

正午過ぎにシーラとヴァルが掃除に来たので、注文してあったイクラやスモークサーモンを
取りに川っぷちのオフィスまでひとっ走り。いつもゆったりな川面には北風に吹かれて一面
に小さい三角波。河口のあたりではなぜかいつも川が逆流しているような錯覚が起きるか
ら不思議だな。帰って、けっこう多量の冷凍品を何とかフリーザーに全部詰め込んで、掃除
が終わったところで、恒例のの忘年会。日曜日にCrate & Barrelで買ったツリーの飾りと
一緒にクリスマスボーナスを入れたカードを渡して、ワインと大皿に盛ったおつまみで、わい
わいと日が暮れるまでおしゃべり。

遅めの夕食はごく簡単に残りもののラタトゥイユとクラッカー。モールが閉まる午後9時を合
図に食糧の買い足しにひとっ走り。先に酒屋に寄ったら、おっ、珍しくレミが1割引。カレシに
そそのかされて2本「買いだめ」。ジンの大瓶やスコッチも買い足して、モールのセーフウェ
イでは切れかけている常食材料の仕入れ。今日もどうやら日程を消化できた。ランチの後
は、次の仕事の算段をしとかなきゃ・・・。

粛々と予定を消化

2013年12月17日 | 日々の風の吹くまま
ほんのちょっとだけ早めに寝たけど、結局は午前9時に目が覚めてしまった。睡眠時間5時
間とちょっと。配管屋から電話があるまでうとうとしていようと思っていたら電話。でも、配管
屋じゃなくて、屋根葺きの会社。明日の午前11時頃に下見に行くがどうか、と。半分寝ぼけ
て、あっさりOKしてしまった。ということは、10時半頃には起きた方がいいってことか。やれ
やれ、あしたもまた早起きかぁ・・・。

配管屋の電話を待っている間、オフィスで分担が確定した大仕事の作業日程作り。原稿用
紙換算で300枚以上。正月明けに手持ちの仕事が済んでから始めると、最終納期までの
日数は約50日で、ワタシの標準ペースで行くと所要日数は約30日。これなら「激務」になら
ずに済みそう。暫定日程表をチーム全員に送ったところで、配管屋から後30分という予告
電話。大急ぎで高いびきで眠っていたカレシを叩き起こして、朝食。正午近くにイケメンの配
管工のお兄ちゃんが到着。う~ん、まだ30になってないかなあ。長身でルックスはいいし、
物腰は穏やかだし・・・ふはぁ。

水漏れの原因はやっぱりワッシャーの不具合。キッチンを全面改装した13年前はまだゴム
のワッシャーが標準仕様だったらしい。今は安いものでもセラミックが主流になっていて、ド
イツのグローエのような10万円近いものになると真鍮を使っているとか。「安いのはやはり
それなりのものなんですよ」と、お兄ちゃん。30分ほどで2つとも取替えが済んで、「これを
見てください」。キッチンシンクから取り外した水栓の底の継ぎ手の周りに緑っぽい錆のよう
なものが出ていて、根元から水が漏れ出す兆候なんだそうな。そうなったら、へたをすると
床下浸水。蛇口から漏れ始めたのはラッキーだったみたい。

今日が期限の仕事も早々と仕上げて納品して、夕食後はトラックで郊外のHマートまで買出
し。アジア野菜をどっさり。薄切りの豚肉と牛肉もどっさり。フリーザーからはホッケの開き、
かきの剥き身、タコ、うなぎの蒲焼、めんたいこ、「業務用」と書かれた冷凍たこ焼きの大袋。
このところはまっている冷凍のタンメンもどっさり。乾麺やパン粉やチヂミのミックスなど、あ
れもこれも大きいパッケージを買い込んで、今日はすごく疲れたけど、予定はすべて消化。
過密スケジュールの今週を乗り切れば、後は私達だけの年の暮れ・・・。

ねじ込むのは仕事じゃなくてクリスマス

2013年12月16日 | 日々の風の吹くまま
ゆうべはすごい霧だった。冬は中途半端に冷えると、相対湿度100%なんてことになって、
じっとりとした霧になることが多い。クリスマスの前あたりにまた寒波が来そうという予報だ
ったけど、最低気温がだんだん上がって来ているので、最終的には「ホワイトクリスマス」に
はなりそうにないということかな。今はカレシと2人だけで飲んで食べて寝てのクリスマスだ
から、グラスを片手にクリスマスキャロルを聴きながら、家の中から眺めるホワイトクリスマ
スも悪くないなあと思うけど、確率は平均で11%とか。

今日は超特急でクリスマスツリーの飾りつけ。今年はハワイみやげの飾り2つの他に、きの
う買って来たガラスボールが6個と家が3個。新しい飾りが増えると全体のバランスを考え
直さなければならないので、けっこう時間がかかる。今年は特に直径が6、7センチのボー
ルが多くなったもので、他の飾りとの釣合いが難しくて、結局は超特急どころか2時間の大
作業。でも、最後にツリーのてっぺんに天使を飾って、まあ、何とかなった感じ。プラスチック
製の古い飾りは急に捨てるのも何だから、思いついて家のあちこちにちょこちょこと飾って
みた。これでクリスマスの準備がほぼ完了・・・。

仕事の期限は明日と日曜日、そして年明けに2回の分納。作業量は日本の原稿用紙にす
きまなくびっしり詰めて100枚ちょっと。何だか仕事の合間に買い物やパーティやクリスマ
スをねじ込むような様相になってしまった。半隠居になったつもりなのに、お客さんは「半分
営業中」だと思っているのかな。ちょっとした禅問答だけど、能天気に「はぁい!」と手を挙げ
てしまった巨大な仕事の方は、ワタシの担当は原稿用紙換算で何と300枚以上になるらし
い。それも2月の末までにって、来年はフルに半隠居なんだから、あまりぎゅうぎゅう詰め込
まないでくれないかなあ。

それにしても、何だかバリバリ現役時代?にタイムスリップしそうな感じがする。まあ、チー
ムの最終的な分担は調整中だそうだから、減るのか、それとも増えるのか。いいのかなあ。
あんがい、半年くらいガシガシと仕事をしたら年間売上目標を達成してしまって、後の半年
は遊んで暮らせるってことになるかもしれないな。だったら、ねじり鉢巻も悪くはないような
気がするけど、でも、張り切るのは半現役のワタシの方で、半隠居の方のワタシはどうする
のかなあ。何だか細胞分裂しそう・・・。

大きくはないけど一歩前進

2013年12月15日 | 日々の風の吹くまま
蛇口は相変わらずポトン、ポトンと漏れているけど、破裂の心配はないと言われて安心した
のか、何となく久しぶりにぐっすり眠った感じ。朝食後、蛇口を買いに、ブロードウェイ駅に近
い量販店までひとっ走り。店のレイアウトがおかしいのか、蛇口の売り場を探してうろうろし
た挙句にやっと見つけたら、バーの蛇口と同じデザインのがない。ま、応急処置だから一番
似ているのを取ってささっとレジへ。セラミック使用で「漏れないことを保証」だって。

モールで地下鉄を降りて、二階の郵便局のポストにクリスマスカードを投函して、エスカレー
ターを降りて来るとCrate & Barrel。クリスマス飾りはどれもすてきで、全部欲しくなるけど、
バルサ材のシンプルな家3個と上品な絵柄のガラスボールを6個。シーラとヴァルにもプレ
ゼントにガラスボールを1個ずつ。レジでは1個ずつていねいに紙に包んで、クリスマス柄
のバッグに入れてくれた。北米の小売業はサービスが粗雑だと言われるけど、「高級店」と
言われるくらいになると目に見えて質が違う。

ひと駅だけ地下鉄に乗って、家まで歩け歩け運動。残りのクリスマスカードを書き終えて、
夕食後に2丁先のポストに投函。次に、ゆうべ納戸から出して立てておいたツリーの飾り付
け。大きな段ボール箱いっぱいの飾りを全部テーブルに出してみたら、どうしても増えすぎ
で、古いものを淘汰しないと飾り切れない。次にごちゃごちゃに絡んだライトのコードを解し
て、高さが2メートル近いツリーに巻く作業。先細りの上の方から巻いて行くには踏み台が
必需品。何とか3本つないで巻き終わったら、今度はコードを左、右、上、下と動かしてライ
トの間隔を調整。ガーランドを巻きつけたら、後は飾りを下げて行くだけど、汗だくでくたびれ
たから、あした・・・。

だって、1時間以上も踏み台に上がったり降りたり、背伸びしたり、屈んだりしていると、肩も
首も凝って来るし、腰も痛くなるし。毎年のことながらクリスマスの準備はタイヘンな重労働
なのだ。まっ、そういいながら毎年いそいそとやっているのは、気持が華やぐクリスマスが
大好きだから。子供がいたらもっと張り切ったかもしれないな。でも、ひとりきりでもきっとい
そいそとツリーを飾っていると思う。さて、真夜中のランチが済んだら、後はお歳暮宅配の
注文メールを送って、仕事の算段をして、レミのグラスでちょっとくつろいで・・・。

まあ、何とかなりそう・・・

2013年12月14日 | 日々の風の吹くまま
わりと早めに寝たので良く眠ったらしく、目が覚めたとたんに100ワットのアイデア電球が
ポッ。バーのシンク用の蛇口は安いのを買ってある。量販店で同じデザインのメインシンク
用も買って来て、「緊急事態だ」ということでマイクと取引のある配管屋に来てもらえばいい
じゃないの。量販店なら箱に入ったのをレジに持って行くだけだから、忙しい時には時間の
節約になるし、値段もずっと安い。これでクリスマスを乗り切って、年が明けたらショールー
ムへ行って、ゆっくりと気に入るものを探せばいいじゃないか、と。

さっそくマイクに赤丸付きメールで改修プロジェクトに工事項目としての追加を提案。土曜日
なのにすぐに「緊急出動の手配をしとくよ」と返事。今年のクリスマスは週中の水曜日なの
で、ビルダーの下請け業者はどこも来週末休暇に入る。平日の並びが中途半端だから、作
業日程が組みにくいということもあるだろうな。緊急事態のサイレンを鳴らした方が来てもら
いやすいということか。水漏れのペースが速くなって来て、1時間で鍋がいっぱいになると
言ったら、「破裂して洪水になることはないから大丈夫だよ」と。その言葉が聞きたかったの。
やれやれ、ちょっとだけ安心・・・。

配管屋が来るのは火曜日かな。水曜日は掃除の後でシーラとヴァルとプチクリスマスパー
ティだし、木曜日はカレシの英語教室の生徒さんが来てのポットラックパーティだし、金曜日
はオーブンが来る予定。おまけに、ツリーの飾り付け、クリスマスカードの郵送、お歳暮宅
配発注と自家用の注文のトピックアップ、Hマートでのお正月用食材の仕入れ、さらに納品
する仕事も2つ。大丈夫かなあ。来週を乗り切ったら、再来週月曜日にはダウンタウンのク
リスマスマーケットに行けるかな。

クリスマスの季節はどうしていつもこうなんだろう。それでも見通しが開けて来て、気持が軽
くなったせいか、思い立って伸びすぎた髪をばっさり。2つに分けたのをつかんで、肩先で鋏
でじょきじょきと20センチ。カレシに後ろ側の裾を揃えてもらって、シャワーをしたら、うわぁ、
さっぱりしたぁ。何だか頭の中も風通しが良くなりそうな気分。カレシが短めの方が似合うと
いう言うけど、ほんと、やっぱりワタシは長い髪は似合わない顔かなあ。それにしても、白髪、
ずいぶん増えてるなあ。はあ・・・。

もう、あっぷあっぷ

2013年12月13日 | 日々の風の吹くまま
外は雨。仕事の雨もどしゃ降り。おまけにキッチンのメインの流しでも蛇口が漏れ出して、日
がな一日ポトン、ポトン、ポトン。水道にメーターがついていないからまだいいけど、ポトン、
ポトンはやなもんだなあ。

請負ビルダーのマイクがクリスマス前に何とかしてあげるからというので、明日は新しい
蛇口を決めにマイクご指定のショールームまでひとっ走り。漏れがひどくなって2つとも水を
止めなければならなくなったら、クリスマスのご馳走どころじゃないもん・・・。

13日の金曜日。いや、ほんとにこう次々といろいろ起きるもんだ。おぼれるのか、沈没する
のか・・・。

あれもこれもやらなきゃならないことが多過ぎるときに、ハプニングがあり過ぎで、あ~あ、
ど~しよ~


ああ、師走、師走

2013年12月12日 | 日々の風の吹くまま
早く目が覚めて眠れなくなったカレシがごそごそと起き出したもので、ワタシも目覚ましがな
る前に起きてしまった。おかげで早くにオフィスに下りて、進行中の仕事の算段。少々退屈
な論文で、納期に余裕があるのをいいことにちんたらちんたらやっていたら、残り時間は今
日と明日。おまけに別のところから「受注しました!」とうれしそうに大仕事を持ち込まれてし
まった。まあ、日本は長い年末年始休暇になるらしいので、納期は年明け・・・と胸算用。

カレシを英語教室に送り出して、大急ぎで客先に送るカレンダーとクリスマスカードを出しに
郵便局へ直行。歩道の縁の芝生にぽちぽちと雪の塊が残っているところは、住人が雪かき
したらしい。市の条例で雪が降ったら午前10時までに家の前の歩道の雪かきをすることに
なっているんだけど、ご近所は誰もやっていなかったな。後ろのお巡りさんちもやらなかった。
だって、雨に変わるという予報だから、たったの1、2センチじゃ「違反の証拠」は雲散霧消
だし、寒い中での雪かきで一家の大黒柱が心臓マヒでぽっくり逝っても市は補償してくれな
いだろうし・・・。

しょぼつく雨の中を往復約50分の早歩きで汗をかいて、帰り着いてさて仕事というところで、
新しいオーブンの据付業者から来週の木曜日はどうかという電話。午後に来てもらうことに
して、さぁてっと仕事を始めたら、帰って来たカレシが「パーティはみんなやっぱり木曜日が
いいって」と報告。うひゃっ、鉢合わせだ。お国料理を持ち寄る恒例のポットラックパーティを
今年は教室でやる代わりに生徒さんたち(8人)を我が家に招いてやることになっていたん
だった。(日にちは確定していなかったんだけど。)すぐに電話をして金曜日午後に変更して
もらったけど、やることが多すぎる年の瀬はとかく時間のやりくりがタイヘン・・・。

「うっかり忘れ」がないように重々気をつけないと・・・なぁんてちょっぴり反省しながら、それ
でも割とのんびりと仕事をしていたら、「大きな案件があるけど、やれる人、手を挙げてくれ」
と、この会社にしては珍しく仕事の「ばらまき」メール。何だかものすごい量の仕事みたいだ
けど、サンプルをざっと見ただけで「は~い」と手を挙げてしまうワタシ。まあ、作業開始は
年が明けてからだからいいんだけど、仕事は「半現役」モードにして、半分遊んで暮らすは
ずじゃなかったっけ、ワタシ?

郵便配達がなくなっちゃう

2013年12月11日 | 日々の風の吹くまま
今日は5度もあって、春が来ると勘違いしてしまいそう。今朝配達された郵便を郵便受けか
ら取って来たカレシ、「また他の家の郵便が混じってる!」とぶつぶつ。月曜日は向かいの
マージョリーの郵便、きのうは2ブロック先の別の道路の住所宛、そして今日はまたマージョ
リーの郵便と、3日連続。配達しているのは繁忙期で雇われたアルバイトかな。はて、ひょっ
としたら、うちの郵便もあちこち迷子になっていたりして・・・。

カレシは「アホ!」とばかりにカナダポストに苦情の電話。スピーカーをオンにしたので一部
始終が聞こえたけど、どうも(臨時の?)配達員が「担当ルートの郵便物をきちんと仕分けし
ていないと思われる」ということで、品質管理部門に報告するからと「案件番号」をくれた。迷
子の郵便は郵便ポストに再投函すればいいと言うけど、よく考えると、クレジットカードの明
細なんかを(たとえうっかりでも)見ず知らずの他人に開封される可能性もあるわけで、郵便
の誤配は何かと物騒な今どきでは危険がいっぱいじゃないの。

まあ、低賃金の非正規雇用が世界的に増えているようで、たしかに企業には都合がいいだ
ろうけど、ワタシが公務員だった30年前に、政府職員組合の委員長が賃上げ交渉で言っ
た「If you pay peanuts, you get monkeys」を思い出すな。「Peanuts」はもちろん豆の「ピー
ナッツ」だけど、スラングでは「はした金」とか「つまらないもの」。つまり、「はした金じゃあ、
いい人材は雇えねぇよ」と揶揄したわけ。今どきは、ビジネスは低コスト化、消費者は低価
格化しか頭にない感じで、まともな賃金で人を雇わなくなったから、働く方もやる気が出なく
て、うっかりミスやいい加減な仕事が文明世界で増えているということなのかな。

地元新聞サイトを開いたら「カナダポストが都市部での戸別配達を廃止」という大見出し。
突然の発表で、えっ?!オンライン通販で小包の量は増えたものの、普通郵便物の激減で
今後年間1千億円!の赤字が予想されるので、5年間で廃止する、と。通販会社の「宅配
部門」としての生き残りを図るつもりかな。まあ、都市部でもすでに新規の団地などでは戸
別配達はしていないから、時代の流れなんだろうな。廃止になれば、区域ごとに1ヵ所にま
とめた「私書箱」に受取人が郵便を取りに出向くことになるわけで、きちんと配達さえしてく
れるんだったら、運動代わりだと思って行くけど・・・。

自分で作る幸せっていいもんだよ

2013年12月10日 | 日々の風の吹くまま
午後3時の気温、「プラス」3度。おお、やっとプラス!向こう2週間の長期予報は雨、雨、雨。
北海道でも特に寒くて雪深い北の盆地で暮らしていた中学時代に、歩道から踏み固められ
た「雪の階段」を降りてバスに乗ったという話をしたら、カレシが「うん、オタワでもそうだった
なあ」。マイナス20度とか言う日に、雪合戦をするのに、固まらない粉雪を素手で温めて固
めていた道産子も、バンクーバーの温暖な気候にすっかり甘やかされて、「北海道の冬」は
遠くて懐かしい思い出になってしまったということか。

きのうはANAの羽田‐バンクーバー線就航に大喜びしたけど、機材はB767で、ビジネスク
ラスはまだ「フルフラット」シートになっていないとわかって、カレシの「フルフラットじゃなけれ
ば乗らない」のひと言で早くもボツ。成田行きのJALもB767だけど、座席はフルフラット。
そのせいか、運賃がANAより3割くらい高い。エアカナダは去年日本行きで乗ったB777の
ポッド式フルフラットシートが快適だったけど、運賃はJALよりさらに3割くらい高くなる。(画
像や動画で比べてみると納得が行く気がするけど・・・。)

期待が大きかった分、ANAを利用できなくてちょっとがっかりだけど、飛行機の上では一睡
もしたことがないと言うカレシが4時間も爆睡したというフルフラットシートの説得力はすごい。
カレシは「二者択一ならエアカナダ!」と言うし、ワタシもJALは何となく性に合わないし・・・。
最終的には「経済的に可能な限り最も快適な条件を基準にして決めよう」ということで意見
が一致。家計のボトムラインを把握しているのはけっこう贅沢好きなワタシだから、結局は
エアカナダということになるか。「あくまでも可能な範囲」で贅沢するのに遠慮も何もないもん
だしね。

まあ、「できない人たち(実は自分)の気分を害さないように空気を読め(目立つな、上に出
るな)」と言う人たちのものさしで測ると、ワタシは自分大好きの自己中人間ということになり
そうだけど、いいじゃないの、それで。贅沢でも趣味でも何でも、自分がやりたいことを自分
が持っているもの(または天から与えられたもの)でできる範囲で目いっぱい楽しんでやっ
てみるのがワタシにとっての一番の幸せ。そういう幸せのある人生も、いいもんだよ。

なるほど・・・

2013年12月09日 | 日々の風の吹くまま
雪!まあ、せいぜい1センチくらいのもんだから、芝生も屋根もまだら模様で、銀世界には
程遠いな。ロッキー山脈の向こうのエドモントンは猛寒波で、シャボン玉を吹くと「瞬間冷凍」。
体感温度マイナス40度!だそうで、レポーターがカチカチに凍ったバナナで釘をコンコン。
1月の「平均」最低気温がマイナス10度で、厳寒には慣れっこのはずのエドモントニアンも
さすがに「どうしてこんなところに住んでるんだろう?」 うん、寒いよねえ、そっち。

羽田空港の国際線発着枠拡大で、ANAが来年3月30日から羽田‐バンクーバー線就航を
発表。ばんざぁい!すでに便名が決まっている(NH115)。エアカナダは獲得した相互乗り
入れ枠をトロントからの直行便に当てたので、ANAはバンクーバー線だろうと思っていた。
まあ、どっちも互いにコードシェアするんだろうけど、これで来年6月の東京会議はANAで
行くことに決まりだな。何よりも、ロンドンのヒースローに次いで好かない空港「成田」とおさ
らばできるってところがうれしいね。「いいね」を10回くらいクリックしちゃおうか。

最近、地下鉄の駅にやたらとJALの広告が出ていたけど、なぁるほど。長いモデル足が座
席にゆったり収まっている広告で、航空会社は軒並みエコノミーの座席の間隔からシートの
幅まで詰めているときだから、ほお、JALは逆を行くんだと感心したけど、ANAがバンクー
バー線に参入して来ると知っていたんだな。まあ、今どきはエコノミークラスは国際線でも
「すし詰め」が主流で、B787はさらにキチキチという話だから、成田に「取り残される」JAL
は何か売りになるものが必要と言うことだろうな。市場を考えたら、一番の売りはやっぱり
「格安」じゃないかと思うけど・・・。

日本では、秘密保護法を通したアベ君が「通常の生活をしていれば大丈夫」みたいなことを
言ったそうだけど、「通常の生活をしていれば」って、国民は「半径5メートル」の中で専業主
婦と兼業主婦、子持ちと子なし、正社員と派遣の角突き合いに打ち興じ、他人の暮らしぶり
との(格)差や選択の違いを論っての妬みと僻みに専念して、政治のことは「わかんなぁい」
と政府にお任せしておけば、秘密保護法なんか怖くも何ともないよってこと?でも、政府に
とって国民は公租公課というお代を払っているお客サマじゃなかったかな・・・

くれくれで暮れる12月

2013年12月08日 | 日々の風の吹くまま
先月の「フィランソロピー・デイ」の昼食会に招待されてから、ずいぶん(きのう書いた「慈善
心、慈悲心、博愛精神、親切心、思いやり等々」にさらに純粋な「善意」も含めての)charity
について考えて来た。Charityの根源が喜怒哀楽のどれなのかはわからないけど、ワタシ
は「おかわいそうに」という気持で「施し」をすることには少なからずためらいがあって、でも
逆に、何とかして自分の状況を良くしようとがんばっている人には頼まれなくても手を貸した
くなるところがある。「天は自らを助くる者を助く」と言うから。でも、ワタシは聖人じゃないし、
聖人になるつもりもないけど・・・。

12月は、テレビには寄付を求める慈善団体のコマーシャルが溢れ、家にはクレジットカード
情報を書き込むだけの寄付用紙が殺到し、モールでは救世軍の慈善鍋がシャンシャンとい
う鈴の音に乗せて寄付を募る、「give、give、give」のチャリティの季節。SNSが社会運動や
募金の手段に加わった最近は寄付する人も増えているだろうと思ったら、実は減っているそ
うで、フェイスブックでは「いいね」をクリックしただけで「やることはやった」と気分を良くする
slacktivist(ぐうたら運動家)が蔓延っているという話だった。

そういう現象を「チャリティ疲れ」と呼ぶ向きもあって、わからなくもないような気がする。もち
ろん、見返りのないことにはたとえ慈善であってもお金を使わないという人も、見返りの有無
に関わらず他人さまのためにお金を使いたくないという人も、単にない袖は振れないという
人もいるだろうけど、あんがい、世の中の不正義を正そうという(自分たちの)崇高な理想に
共感して援助しなさい!と、眉間にしわを寄せて上から説教する運動家たちにうんざりして
来たのかもしれない。まあ、今どきの慈善団体の「give、give、give」にはまるで「金くれ、金
くれ、金をくれ」みたいな響きがあって、ついあまのじゃく精神がむくむく・・・。

本来のcharityは人のために何か自分にできることを自発的にする「心」であって、お金や
モノのように形のあるものはその表現手段のひとつに過ぎないし、強要されてするものでも
ないし、したくないけどしなければならないというわけでもない。組織を作ってやるのは集金
力が高まるからで、そのための「職業」やキャリアまでできるわけだけど、charityそのもの
はあくまでも個人の主体的なものだから、経済的な地位に関係なく、誰にでも何かしらでき
ることがあると思う。要は、世の中に対する心の持ちよう・・・。

チャリティは人のためならず

2013年12月07日 | 日々の風の吹くまま
午前3時過ぎの温室の温度がマイナス1度。慌てたカレシが2つ目のヒーターを入れたらブ
レーカーが落ちた。絶対に過負荷になるから、家の外のコンセントを使えば?と言ったのに、
「こんなに下がると思わなかった」とふくれっつらのカレシ。でも、毎日天気チャンネルを見
てたじゃないの。午前3時のひと騒動は近所迷惑もいいところ。明け方の最低気温はマイナ
ス7度。今日は1日中氷点下。電気代、すごいことになりそう・・・。

仕事に精を出す前に、新聞巡りのついでに小町横丁にも足を伸ばしたら、金持の奥さんが
サークル活動で積極的に奉仕して人望を集めているのが気に入らないようで、「(お金も時
間もなくて)できない人もいるんだから、もっと空気を読んでほしい」と言っている人がいた。
「空気を読め」って、お金と時間の余裕があることを(それがない自分に)見せつけるなとい
うことだったら、ただの僻み、妬み。「強引にみんな同じ枠にはめたがる」という書き込みが
あったけど、強引に他人をはめ込みたい「枠」というのは「自分」と同じ小さな枠。ま、自分を
引き上げる努力よりも、上にいる人を引っ張り降ろす方が楽なのは確かだけど・・・。

バブル崩壊後の長い閉塞感やゆとり教育の弊害というよりは、「人は人、自分は自分」とい
う個人を主体とする思想は本質的に日本の風土には馴染まないのかもしれないな。人間は
それぞれに違っていて当然なのに、自分が他人と同じでない(他人が自分と同じでない)と
不安でしかたがないということか。そういう人に自分に自信を持て、自己を肯定しなさいとい
うのは簡単だけど、そもそも「自己」の芽を集団の和を乱す悪として摘んでしまう社会では、
自信も自己肯定もないかな。

個人を主体とする思想がなければ、その個人の「charity」(慈善心、慈悲心、博愛精神、親
切心、思いやり等々)に基づくボランティア活動も社会奉仕も寄付も、お金も時間もなくてで
きない(と思っている)人に不平等や不公平を意識させる嫌味な行為でしかないのかもしれ
ない。(金品の)「お返し」とか(儀礼的な)「感謝」いう形のある見返りを求める社会では、人
の役に立たときのうれしさや天国/極楽浄土に行けるという確信を見返りとして自分にでき
ることをするという考えがないのかもしれないな。まあ、日本には日本の風土から生まれた
思想があって当然だけど、外から見るとちょっと生き難そうな・・・。

平和すぎて戦争どころじゃない

2013年12月06日 | 日々の風の吹くまま
今日は仕事日。夜中に仕事メールが来て、金曜日夕方の日本では週末仕事の引き受け手
がいなくて困っている様子。1日分の量を2日でやればいいので、こっちは寒波だし、ちょう
ど食料を大量に仕入れて来たところだったし、冬ごもりのつもりで「OK」のメール。ところが、
確認メールと入れ替わりに、別のところからも仕事メール。こっちは来週だから、重ならずに
団子並びにはなったけど・・・。

ネルソン・マンデラが亡くなって、テレビのニュース番組は1日中そのトピックばかり。二十世
紀に明るく輝いた光がまたひとつ消えたという感じがするな。大きな求心力を失った南アフ
リカはこれからどうなるんだろう。片や日本では、アベクンが秘密保護法の成立をやたらと
急いで、ごり押し。ワタシがまだ子供だった60年代にも法案の強行採決がけっこうあった。
与野党の議員たちがつかみ合いをやって、怒号が飛び交い、眼鏡は吹っ飛び、背広はびり
びり。いい大人が何やってんだか、と子供心に呆れたっけ。

日本の歴史の流れが前世紀と今世紀とで似ていることが、ソーシャルメディアを通じて流布
しているらしい。前世紀は、1923年に関東大震災→2年後に「治安維持法」の前身が成立
→1940年に予定の東京オリンピック中止→1941年に太平洋戦争勃発。そして21世紀
は、2011年に東日本大震災→2年後の今「秘密保護法」が成立→7年後に東京オリンピッ
ク(予定)。単なる偶然と思いたいけど、これくらい符合すると逆に何か意味がありそうな気
もして来る。秘密保護法の下で国民が何も知らずにいるうちに戦争が始まっていた、なんて
ことにはならないと、誰が言い切れるのか・・・。

もしも防空識別圏とやらで衝突が起きたら、やられたら倍返しだ!なんて粋がっていられな
いだろうけど、でも、一般の日本人は戦争には行かないだろうと思う。自衛隊という軍隊が
あるし、反韓反中の声も勇ましいねとうよクンたちには実際に戦える体力も知力も気力もな
さそうだし、アニメのキャラに萌えるオタクたちは仮想現実の世界にいるし、ゲーマーたちは
ゲームのバトルに夢中だし、普通の国民は長時間労働で慢性疲労だし、秘密保護法が成
立した日の新聞はサッカーのワールドカップ関連の記事だらけだったし、いくらアベクンが
旗を振っても、平和すぎて戦争どころじゃなさそうだもの。(でも、これは内緒、内緒・・・。)

寒波が来た!

2013年12月05日 | 日々の風の吹くまま
うはぁ、寒いっ!木曜日の目覚まし(午前11時30分)で起きたら、何となく暖まっていない
感じ。サーモスタットの表示はまだ設定温度の23.5度になっていないし、キッチンに下りた
ら、ここもまだ暖まり切っていない。ポーチの温度計はやっとこさゼロになりかけているとこ
ろ。テレビの天気チャンネルを見たら、明日の朝方の最低気温はマイナス7度、土曜日はマ
イナス10度。うへっ、北極寒波の襲来だ!

小学校の理科で、「西高東低」が冬の典型的な気圧配置で、縦に並んだ等圧線の間隔が
狭いと日本海側に大雪が降り、太平洋側の東京には冷たい空っ風が吹く、と教わった。理
科や社会科の教科書は津軽海峡以南が基準なので、(4月の桜とか)ピンと来ない事象が
多かったけど、これだけは北海道でも通用したもので、新聞の天気図が縦の縞模様になっ
ていたら、寒波が来るよ~と、いっぱしのお天気おねえさんの気分になったもんだった。

カナダでは(というよりは北米では)この「西高東低」が通用しない。まあ、北米大陸は日本
の65倍くらいもあって広いから、「西高東低」という単純なパターンにはならなくてあたりま
えなんだけど。北米大陸の冬の天気を占うのは「ジェット気流」の動き。テレビの天気マップ
にもよくジェット気流が描かれている。大陸の上空のジェット気流は、夏はかなり北の方を通
るけど、冬になると南の方へ大きく蛇行するクセがある。そのときに北極に強い寒気団があ
ればどっと南下して来て、カナダもアメリカも寒波・・・。

つまり、ジェット気流がバンクーバーの上(北)にあれば比較的温暖だけど、下(南)に下が
ると寒波になりやすくて、高気圧に上から押された寒気が防護壁の役目をするはずの背後
の山を越えて溢れて来るので、arctic outflow(北極気団の流出)という現象が起きる。晴れ
た日が続くと、日中はプラスでも、日が翳ったとたんに気温がどんどん下がる。最低気温が
マイナスになり、そのうち日中の最高気温もマイナスになり、夜はますます冷えて、悪くする
と(めったにないことだけど)マイナス二桁になることもある。ジェット気流が北へ振れると寒
気が緩んで、そこへ南から湿った空気が入って来るんだけど、気温が早く上がれば雨、そう
でなければまず雪が降って、雨に変わるまでは街中がてんやわんや。さて、寒気が緩む来
週はどうなるのか。ちっともお楽しみじゃないけど・・・。