リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

出発前のPCR検査の予約を確保した

2021年09月24日 | 日々の風の吹くまま
9月23日(木曜日)。☁⛅🌤。目が覚めたら8時過ぎ。カレシが肩甲骨の辺りに刺すように痛いところがあって、1時間も前から目が覚めていたと文句たらたら。起きてからもベッドの端に座ってしきりと左の肩甲骨の辺りをもんでいるカレシに、サロンパスを貼ってあげようかと言ったら、「いや、いらない」。あ、そう。どうして何でもとにかく「ノー」から始まるんだろうなあ、この人。まあ、「その手」がわかってるから、ワタシは食わないけどね。でも、ごりごりと揉んでいるうちに何かがカチッとはまったんだそうで、痛みはけろっと解消したそうだから良しとしとこ。

今日のワタシはまず仕事。リタイアしたはずなんだけど、古くからのお得意さんの誘いについ乗せられて、翻訳出版の校正を引き受けたのが運の尽き。プロジェクトのワタシの出番はとっくに終わったのに、別の研究論文やら何やらの英語訳、日本語訳の校正の仕事を「ついでに」とちょこちょこ送って来る。まあ、家族ぐるみのお付き合いになっている社長のたっての頼みだし、科学論文はおもしろいし、校正は翻訳よりもずっと楽だからいいんだけど。今日の仕事は医学論文の要旨の日本語訳で、変更履歴をオンにして、翻訳が正しいかチェックしながら、翻訳者が見つけられなかった訳語を探し出したり、ちょっとぎごちない文章をスムーズにしたりで、だいたい2時間の作業。翻訳料は原稿の語数をページ数に換算して払われるけど、校正や編集は時間ベース。ちょこっとやってちょこっと小遣い稼ぎってところで、この程度ならあんまりリタイアの邪魔にはならなくていいな。

トラベルエージェントのジェフから「出発前のPCR検査を予約しておいた方がいいよ」と電話。行きはロンドン経由の英国航空で、「72時間以内のPCR検査による陰性証明」が必要ということで、これもコロナ時代の「ニューノーマル」。でも、出発の日が感謝祭の三連休の月曜日なので、どこで検査できるのか聞いたら、リッチモンドにある空港の近くに検査所に認定されているクリニックがあって、何と週7日やっているんだそうな。日曜日の午前中に特急の「8時間サービス」で予約を取った方がいいと言うので、さっそくウェブサイトにアクセスして、午前10時と10時10分に予約。カレシのと2人分合わせると料金は5万円ちょっとだけど、結果が確実に出発に間に合って出るから、ま、安心料みたいなものかな。クレジットカードで前払いして、送られて来た申込書に名前や住所、電話番号、メールアドレス、質問書に搭乗日と行き先、飛行機の便名、パスポート番号を記入して「提出」をクリック。カレシの分はワタシのアカウントに「家族」として設定して、書類を提出して、よし、これで出発前のPCR検査の予約を確保したぞ。カナダに帰って来るために必要なPCR検査は、カルカソンヌからバルセロナに戻って3日ほど滞在する間にすることになるけど、ジェフは「ツアー会社の現地のオペレータに問い合わせるから、ちょっと待って」。

ワクチンを2回接種していて、72時間以内の検査で陰性が証明されていれば、カナダに帰って来てから2週間も自主隔離しなくてもよくなるので、めんどうでもちゃんとやっておかないとね。ほんと、いつ収束するのか見当もつかないコロナパンデミックで、こういうのがあんがい長い間コロナと共生するための「ニューノーマル」になるんじゃないかという気がするな。マスクやハンドサニタイザーをたくさん用意しておかなくちゃ。船のギフトショップや寄港地のおみやげ屋にご当地マスクがあったら、記念に買い集めて来ようかな。ひと息入れにバルコニーに出たら、うわぁ、真下の中庭も屋内駐車場への通路も、すっかり秋の色・・・。