9月1日(水曜日)。☀☀☀。今日から9月。でも、外は何となく8月の名残り、というかちょっぴり夏の気分。何て考えていたら、一つのフェーズが終わったのか、まったく新しいフェーズが始まるのか、はて、よくわからない。ま、よくわかっているのは、この年になっても人生はよくわからかないことばかりということくらい。ふと顔を上げたら、山の上に何となくかわいい雲がぽっかり。いいなあ、雲は気楽で、しかも無限に変わることができて。
今日はワタシの「お姉ちゃん」のケイトの82歳の誕生日なので、いの一番におめでとうメール。Arts Clubの後援者の集まりで親しくなったケイトはスウェーデン系で、幼児教育が専門の教育学博士で、長年大学で教えていた人。長女に生まれて、小さい頃から心の奥の奥でずぅ~っと欲しくてたまらなかった「お姉ちゃん」のイメージそのもので、ワタシももっと年を取ったらこんな人になりたいなあと見上げると同時に、ためらわずに甘えてしまえる、まさに神さまの贈り物としか思えない人。ケイトお姉ちゃん、ハッピーバースデイ!
今日は午後2時にトニーと道路向かいの支店で会う約束が入っていて、まずワタシの投資口座をチェックして、次にカレシの口座にカレシのユーザーIDと(ワタシがセットしてあげた)パスワードを使ってアクセスしてチェック。ワタシの個人年金口座(RRIF)と非課税貯蓄口座(TFSA)はトニーに運用してもらっているけど、安全第一のカレシはどちらも定期を回しているだけなので、特におととし開設したTFSAは同じ規定上限の金額を入れて来たのに残高にかなりの差がついてしまって、さすがに何とかしたいという気になったのが、今回の相談の発端。トニーが待っていたオフィスではデスクにアクリル板が取り付けてあって、換気のためドアは開けたまま、3人ともマスクをしたままでのミーティング。トニーから投資市場の今と見通しの説明を聞いて、ワタシのRRIFとTFSAのポートフォリオを50%債券投資と50%株式投資に変え、カレシのTFSAと共同名義の投資口座も同じ構成で新たにトニーに運用してもらうことして、カレシのRRIFは当面そのままということに決定。今回はカレシも納得しての変更で、トニーは「これでもまだ手堅いから、安全度はほぼ同じ」と言い、カレシも「生活に必要な金じゃないから、少しは冒険してもいいかなと思ってね」。まあ、子供がいない私たちとしては、資産を増やすというよりも遊びの資金を稼いでくれればいい方なので、欲張ってもリスクが高くなるだけの話。
それではそういうことでと、トニーと「肘鉄交換」で挨拶をして帰って来たら、郵便箱に小包ロッカーの大きな鍵。開けてみたら、平たい箱。おお、行方不明だったキーボードが届いている。(発送ラベルにはちゃんと「2の2」と書いてある。)未配達の苦情を受けたカナダポストの「調査部」が真っ先に調べたのは、おそらく仕分け場かきのう「2の1」を配達したトラックだったと思う。で、案の定取り残されていた小包「2の2」を見つけて、きのうの確認メールの通りに即配達となったんだろうな。カナダポストもなかなかやるじゃないの。やれやれ、9月の初日は何かと忙しい気分だった。