リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ホリデイシーズンの終わりはアンチクライマックス

2019年12月29日 | 日々の風の吹くまま
12月28日(土曜日)。☁☂☁。2019年の最後の週末で、リタイア初年度も残すところ4日。あっという間に太陽の周りをひと回りってことで、時間なんてほんとに短いもんなんだな。子供の頃は長くて、長くてと言う感じだったけど、年を取るにつれて短くて、短くて。ほんとは逆だといいのに。

きのうは車も無事に一発でエンジンがかかって、あまり混んでいない道路をぶっ飛ばして、まずは公営の酒屋があるオークリッジへ。私たちにとっては35年住み慣れた古巣のような地域だけど、最初に住んだタウンハウスのあったところはタワマンが2棟建っていて、地下鉄駅の周辺もマンション建設ラッシュ、オークリッジのモールもタワマン10棟とか言う大規模な再開発が始まっていて、5年の間に見たこともない知らない街になってしまった観がある。酒屋では切らしていたブードルズ2本とカレシがときどき嗜むアヴェルナ1本とワタシのムッシュヘネシーVSOP2本。日本酒は「獺祭」が販促の目玉のようで、他にも何とか大吟醸とか言う銘酒が何種類もどっさり。そういえば我が家にもだいぶ前に買った獺祭があるから元旦にでも開けようか。

劇場にはちょうどドアが開くときに着いたので、幕開きまでラウンジでワインを飲みながらフォルスクリークの夜景を眺めてひと息。さりげなくフェミニズムの主張を織り込んだ芝居は、リディア役以外は去年と同じキャストで演出も同じだし、舞台セットも去年のままだったけど、ちょっぴりジョルジュ・フェドー風なテンポの速いコメディになっていて、幕間に裏方さんたちが召使の衣装でセットを整えていたりして、去年の舞台よりもさらにおもしろかった。まあ、何年もまったく同じままでは客の反応も鈍るだろうから、芝居も進化して行かないとね。そういう変化を見るのも何度も観る楽しみのうちと言えるかも。

で、土曜日の今日は普通に床掃除。クリスマスと翌日のボクシングデイが過ぎてしまうと後は何かアンチクライマックスという感じで、)年末大掃除なんて話は聞かないし、大晦日にパーティで新年の秒読みをやってひと騒ぎしたら、元旦は休養日でクリスマスから続いたホリデイシーズンが終わり。最近はアメリカのブラックフライデイに合わせてひと足先に狂騒セールをやるようになったので、ボクシングデイは昔ほどの賑わいがないように見えるけど、木曜日には空港すぐそばの(空港が出資している)アウトレットモールに押し寄せる車と空港ターミナルに向かう車が1本しかない道路でかち合ってお盆並みの渋滞だったらしい。野次馬の目で見ると「何でもいいから安く買うことに意義がある」的なイベントという感じだけど、1月の第3月曜日はブルーマンデイと呼ばれていて、ホリデイ疲れとクレカの請求書の到来で1年で最も憂鬱な日なんだそうな。何か笑うに笑えない話・・・。

今日も何かと・・・

2019年12月29日 | 日々の風の吹くまま
12月27日(金曜日)。☁☁☁。霧なんだか小雨なんだか、どんよりと湿っぽい朝。でも、ちょっとだけ気温が上がったようで、雪の降った形跡はないから、ほっ。まあ、祝日と週末に挟まった今日は休みの人が多いだろうから、ちょっとくらいの雪なら混乱はないだろうけど。

左側だけで噛むように気をつけながら朝ご飯。鳥の餌は硬い種が多いから、そうでなくても食べるのが遅いワタシはよけいにのろのろ。急がなくてもいい身分でラッキーだな。終わったところで、壊れた歯を持って、エレベーターで地上階の歯科へ直行。今までのジー先生は隣町コクィットラムに持っている本拠に集中することにしたそうで、クリニックを引き継いだゴピ先生が出て来て挨拶。ま、ジー先生はときどきしか来てなかったから、権利を売ったんだろうな。コクィットラムは韓国系が多いけど、ニューウェストはそれほどじゃないもの。週6日営業だそうで、ゴピ先生はインド系で物腰の柔らかな人。きのうの経緯を説明して、どんな治療になるか聞いて、一番早い月曜日に予約をもらって帰って来た。

早めに買い物に行って来て郵便箱を空けたら、小包ロッカーの大きな鍵。開けてみたらずっしりと重い光ファイバーの予備バッテリ。来週と言っていたけど、早く着いて大助かり。アラームを止めるのにとりあえず陰極だけ外してあったので、取替えは紙1枚の説明書をざっと読んだだけで楽々。リサイクルする古いバッテリの返送用ラベルが入っていたので、送られて来た箱に入れて、テープで閉じてラベルをぺたっ。明日道路向かいの郵便局に持って行くだけで済むから、ほんとに楽々。FedExもこれくらいてきぱきだったらいいのになあ。メールのやり取りはまだ続いていて、きのうは何となくチョンボを認めたような低姿勢の返事が来てたけど、アマゾンのようなEコマースとその基盤のグローバルロジスティクスは、規模が大きくなり過ぎてコンピュータとマニュアルに依存せざるを得ないのか、全体として業務の質が低下しつつあるような感じがするね。デジタル思考が人類滅亡の道だったりして。

さて、今夜は久しぶりに芝居(『Miss Bennet:Christmas at Pemberley』 )を観にグランヴィルアイランド劇場へ。ジェーン・オーステンの『高慢と偏見』の続編としてコメディ仕立てで書かれたもので、5人姉妹の1人で探究心旺盛で本の虫で生涯未婚が確実視されるメアリが主人公。去年観てすごく楽しかったので、クリスマススペシャルとして再演される今年もと春先にクリスマス前の日のチケットを買ってあったんだけど、クルーズから帰って来る日と重なってしまって、チケットを今日に変更してもらったといういわく付き。1ヵ月以上も地下の駐車場に放置していた車、ちゃんとエンジンがかかるといいけど・・・。