リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

あしたはもう遊び気分から抜けないと

2019年12月23日 | 日々の風の吹くまま
12月22日(日曜日)。☁☀。冬至。今日から公式に冬。南半球では「夏至」で夏。と言うことは、もし帰国の便が今日だったら、夏至の日にニュージーランドを発って、冬至の日にバンクーバーに着くわけで、夏と冬の始まりを同じ日に経験できたってことだなあ。うん、何だか損をしたような、でもどうでもいいような、不思議な気分。冬至の日の日の出は午前8時4分、日の入りは午後4時16分で、1日の長さはたったの8時間ちょっと。ずっと昔2人揃って車で通勤していたときは、架け替え前の古ぼけたキャンビー橋を渡っている頃に朝日が昇って来たっけ。夏時間を恒久的に標準時間にしたら、冬至の日の出は午前9時4分になるわけで、真っ暗だと仕事に行くのが億劫になりそう。

朝の運動ウォーキングを済ませたら、カレシはさっそく英語レッスンのスケジュールの組み直しで大忙し。きのうは「帰ってますかぁ」というメールが次々と来ていたそうで、生徒さんたちが1ヵ月休みにしてもちゃんと待っていてくれたと感激気味。また忙しくなるね。ワタシはというと、はて、何しようかな。船の上で遊びすぎて、持って行ったプロジェクトはほとんど何も手を付けないままだったから、このあたりで緩んだやる気を引き締めて、ぽちぽち気合を入れて行こうかな。でも、旅の写真が2400枚、もらって来た資料がどっさり。クリスマスを祝って新年を迎えるダブル行事があるし、請求書の支払いもあるし・・・。

秋に退職貯蓄制度で貯めたワタシの老後の「虎の子」5千万円を個人年金基金に切り替えたときに、投資顧問のトニーに運用を丸投げしたら、3ヵ月ほどで50万円、年間ペースだと4%近くも増えたからびっくり。証券会社に現金で預けっ放しにしていたらすずめの涙にも及ばない微々たる利子しか付かなかったのに。もっと早くに「おまかせコース」にしていたら、いったいどれくらいになってたやら。まあ、今さら欲張ってもしょうがないけど、亡きママがよく「お金はお金を呼ぶのよ」と言っていたのを思い出した。

さて、明日は月曜日。洗濯ルームの壁にはまっている光ファイバーのコントロールパネルで帰ってきて以来ずっと一定感覚でピーっと鳴っているので開けてみたら、停電の時に備える予備バッテリがアウトという表示。あらら。築5年を過ぎると何かと故障やら取り替えが増えるみたい。自分で取り替えられるものかどうかよくわからないので、電話会社に聞いてみなくちゃ。えっと他にまだ何かやるべき「事務処理」があるような気がするけど、うん、あした、あした。今日はみごとな夕焼け。今夜はちょっと冷え込むかな。

   


豪華クルーズの売りはつかの間のセレブ気分

2019年12月23日 | 日々の風の吹くまま
12月21日(土曜日)。☂☂。揃って猛烈に爆睡して元気いっぱい。おかげでカレシも体のゆらゆら感がなくなって正常復帰。船や飛行機を下りてもまだ乗っているような感覚なのを「陸酔い」と言うらしい。平衡感覚が敏感なのか鈍感なのか、どっちなんだろうな。ワタシは船の揺れるリズムに、バランスボールに座っているかダンスでもしているような調子でけっこう体を合わせている感じだから、船酔いしないのかもしれない。でも、遊園地の特にぐるぐる回るような乗り物にはどうしようもなく酔ってしまうから、平衡感覚が特別いいってわけでもなさそうだけど。

留守番の間にシーラが家中を掃除してくれたので、今日はいつもの土曜日のまじめ掃除は不要ということで、休養日。朝ごはんはいつもの「鳥の餌」。ランチは冷蔵庫にあるだけ野菜で春巻き。いつもの買い物の時間に、今日はサラダの野菜が必要なカレシと連れ立ってスーパーへ。しばらくはわりと軽めの食事にするとダイエットになるかな。クルーズ船のレストランはどれも「豪華」が売り物だから、前菜なんか、フォアグラだとかキャビアだとか、大金持だってたまにしか食べないようなものがてんこ盛り。メインコースのメニューもいかにもカロリーが高そうなものがずらり。その上、デザートはもうリッチに尽きるし、さらにはバフェでもこれまたついお皿に山盛りしてしまうようなものがいっぱいで、気をつけていてもあっという間にカロリー過剰になってしまう。まあ、そういうのが売りなんだから文句を言ってもしょうがないけど。

豪華クルーズはテレビや雑誌で見るセレブのリッチで優雅な暮らしの気分をちょっぴり味わってもらおうと言うことのようで、庶民にとってはいっときの甘い暮らしで済むからいいけど、本物の大金持がみんな日常的にこんな食生活をしていたら、メディアの訃報のページが大賑わいになること請け合いだと思うね。まあ、日常を離れてのゆったりしたバケーションで気持を切り替える上では、上げ膳据え膳のおとぎ話的な世界を楽しむのは大いに効果的で、悪いもんじゃない。特に女性は家事と名のつくものは一切やらなくてもいいんだもの。そのせいかな、船の上では「奥さん主導」型の夫婦がけっこう多かったのは。(クルーズで人間観察をするのも暇つぶしのひとつってことで。)

今日はのんびりして、明日からは100%「日常」。クリスマスのご馳走、どうしようかな。あちこちからチョコレートの箱が届くし、もう・・・。