リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

降れば土砂降りとはこのこと

2015年05月18日 | 日々の風の吹くまま
ビクトリアデイの月曜日。ニューウェストミンスターではこの日正午に「かなとこ砲」を撃つ慣
わしがある。バンクーバー島と本土の植民地2つを統合してブリティシュコロンビア植民地
になった当初はビクトリア女王が直々に命名したニューウェストミンスターにあった首都が
島のビクトリアに大砲と一緒に移ってしまったもので、消防団が大きな2つのかなとこの間
に火薬を込め、熱した鉄棒で点火して大砲に代えたのが始まりで、上の大きなかなとこが
豪快に宙に飛ぶ、155年の歴史のある行事。クィーンズパークまでは徒歩20分足らずだ
から、来年のビクトリアデイには早起きして見に行きたいね。

     
     (古い新聞の写真をちょっと拝借)

朝食前に裏庭の温室に行っていたカレシが「雨漏りしていた」と報告。まあ20年も経てば雨
漏りくらいするよね。そこへ常時換気装置のモーターがまた「さえずり」始めた。去年だった
か修理してもらって「余命は1年か2年」と言われていたから驚かないけど、家の設備があ
れもこれも申し合わせたように問題を起こすから困る。カレシが冗談に「同じ組合に入って
るんだろう」と言うけど、屋根はとうに寿命を過ぎたし、エアコンも給湯タンクも怪しい。コンド
ミニアムに引っ越した友人たちが「修理の心配するのが嫌になったから」と言っているのが
よくわかる。みんな何とか夏まで持ちこたえてくれるといいなあ。

のんびりテレビを見ていたら、マニトバ州南部は吹雪で、ウィニペグは「ウィンターペグ」のあ
だ名の通り真っ白。ええっと、マザーネイチャーは何か勘違いしてない?ビクトリアデイはだ
いたい全国的に「非公式の夏初日」ってことになってるんだけど。バンクーバーはいい天気
だけど、ゆうべはす~んごい土砂降りの雨が降った。飛行機が飛んでいるのかと思ったら、
空の底が抜けたような降りっぷりで、小一時間ほどちょっと小止みになってはどどぉっと降っ
ての繰り返し。「こんな土砂降りは初めて見た」と土地っ子のカレシがポーチで呆然としてい
たくらいで、ほんとにヘンな天候。

きのうの作業で二の腕や背中の筋肉が痛いけど、今日もせっせと本を梱包して段ボール箱
2つ。持って行く本、リビングはあと2、3箱かな。でも、二階にもベースメントにも本棚がある
し、ワタシのオフィスの本棚はまだほとんど手つかず。シュレッダにかける書類の山も、減っ
てるんだか、減ってないんだか。まっ、がんばるっきゃないか。