リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ママの98歳の誕生日パーティ

2015年05月17日 | 日々の風の吹くまま
目覚まし起き午前10時のはずが、10分ほど前に外の轟音で目が覚めてしまった。三連休
2日目の日曜日だってのに。世界が(誰になのか知らないけど)24時間稼動させられてい
る今どきは安息日どころか安息の時間もないみたい。なんてつらつら考えていたら、10時
を過ぎても目覚ましが鳴らない。片目を開けて時計を見たら、鳴らないはずだ。10時30分
にセットしてあった。ワタシとしたことが・・・。

とにかく2人して起き出して、出かける支度をして、ジュースとトーストとコーヒーだけで朝食
をして、ストレージに持って行く段ボール箱7個(20キロ以上、いや30キロはあるか)をえっ
ちらおっちらと運び出してトラックに積んで、カレシママの誕生日パーティに出発。メトロバン
クーバーはバンクーバーを含めて20以上の市町村がある「郡」のような行政区域で、ママ
と家族全員が住む東端のメープルリッジまでは、バーナビー、ニューウェストミンスター、コ
クィットラム、ポートコクィットラム、ピットメドウズと5つの市を通り抜けて約50キロ。今日は
道路が空いていたので、いつもより早く着いた。

パーティ会場はママが住む介護付きホームのアクティビティルーム。サンドイッチや飲み物、
果物、コーヒーを持ち込んでの家族の集まり。水曜日に98歳になるママにハグとハッピー
バースデイ。平衡感覚が衰えて転ぶのが怖いからと歩行器を使っているけど、元気いっぱ
いでボケの兆候はまったくない。(あんがい息子たちの方が先にボケが入って来たんじゃな
いかと思うことがあるけど・・・。)姪孫、甥孫たち(ママにはひ孫たち)に会うのはほんとに久
しぶり。しばしにぎやかに昔話に花を咲かせて、ハッピーバースデーの合唱の中でケーキ
のろうそくをきれいに吹き消して、「次は99歳を目指すわ」。そう、そしてその次は100歳を
目指してねっ!

みんなに引越しの大変さをさんざん同情されまくって、帰りはセルフストレージに寄り道。今
回はゲートを開けるのも、場所を見つけるのもすんなり。南京錠を外して、重い箱をえっちら
おっちらとトラックから下ろして収納して、ドアを閉めて南京錠をガチッ。Sサイズの段ボール
箱を10個買い足して、帰宅は午後4時。寝不足の上に重労働をしたせいか、夕食後は2人
とも沈没して居眠り。ああ、ほんっとに引越しが10年後じゃなくてよかったと思う瞬間・・・。