リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

積読三昧の果て

2015年05月16日 | 日々の風の吹くまま
ビクトリアデイの三連休の始まり。行楽日和と言えそうな天気で、外はなぁ~んか薄気味が
悪いくらいに静か。いつもは引っ切りなしに通る車も、今日はまばら。「いつもこうだったら引
越しなんか考えもしなかったのに」とカレシ。うん、33年前にここに越して来た頃はこんなん
だったね。こんなに騒々しくなるとは想像もつかなかったよね。高密度化は迫って来るし、カ
レッジは拡張に次ぐ拡張だしで、いつの間にか私たちとは関係のないところで一等地の端く
れになっちゃった。ほんとにわからないもんだよねえ・・・。

ポットローストにする牛肉の塊を玉ねぎやにんじん、少しのワインと一緒にスロークッカーに
セットして、ラジオから流れて来る「国境での待ち時間は2時間」なんてニュースを上の空で
聞きながら、ワタシはせっせと本を梱包する作業。たたんである段ボール箱を組み立てるの
に便利なのがこのテープディスペンサー↓

     

主に倉庫などで発送する商品の梱包作業に使うものだけど、形のある商品がないビジネス
をやっているワタシがこんなごついものを買った理由はもう忘れてしまった。大きな封筒に
書類を入れて封をするのに使っていた。スコッチテープで十分なのに、何だか牛刀をもって
何とかの感じがしないでもなかった。書類のやり取りがなくなってからは宝の持ち腐れ状態
だったのが今になって仕事とは関係のないところで大活躍なんだから、わからないもんだ。

この10年ほど会員になっていたフォリオソサエティの本は、ボーナスとして無料で送られて
来たものの一部を除いてほぼ全冊を梱包。大きくてかさばるし、すごく重いんだけど、スリッ
プケースに入っている方が品格があるのでそのまましまって、別の出版社のものはケース
を捨てることにした。我が家の「蔵書票」(あはっ、ええかっこしい!)を打刻するパンチも忘
れずにすきまにしまった。これで段ボール箱は5個。重いのをやっこらさと積み上げたら、あ
あ、腰が痛い。詰めても詰めてもリビングの作り付けの本棚はそれほどスカスカになって見
えないから、何となくやる気をそがれるような気もするけど、・・・。