徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

熊野古道・伊勢路 熊野本宮大社

2024年02月18日 | 旅行記

白浜町から熊野本宮大社までは車で1時間20分の距離である。朝霧が立ち込める何も無い山道を延々と走り、時折、小さな集落が現れる。熊野川の河川敷が見えた辺りから交通量が多くなった。そこから上流に向かって少し走ったところに熊野本宮大社があった。
熊野本宮大社
和歌山県世界遺産センターの駐車場に車を停めた。予想に反して人はまばらだった。世界遺産登録20周年を記念して、横綱照ノ富士の奉納土俵入りが2月24日に行なわれるらしく、そのことを伝える看板が建てられていた。

熊野大神のお使いとされる三本足の八咫烏が至る所に飾られ、やたらに目につく。参道の階段を登った先に本殿に通じる神門がある。本殿内は撮影禁止だと思っていたが、SNSやブログなどに掲載しなければ撮影してもよいことになっていた。緩和されたらしい。
熊野本宮大社神門
本殿(上四社)は5つの社殿があり、左から家都美御子大神(スサノオ)が御祭神の第三殿、速玉(イザナギ)の第二殿、牟須美(イザナミ)の第一殿、天照(アマテラス)の第四殿、結びの神(ハ百萬の神)の第五殿が並んで立っている。主祭神は家都美御子大神である。中央にある第一殿の前では奉納相撲の土俵作りが行われていた。

第一殿から順に参拝するのがしきたりである。願い事は皆同じで、昨年8月に発症した耳鳴りの完全治癒を神頼みした。
大斎原
もともとの社殿は熊野川河川敷の大斎原(おおゆはら)というところにあったが、明治22年の大洪水でほとんどの社殿が破壊されてしまった。災難を免れた上四社だけを今の場所に移したということらしい。

跡地には巨大な鳥居が建てられている。2000年に建てられたもので、大きさは日本一だという。畑の中にポツンとそびえ立つ大鳥居、Googleマップで見たときも異様に感じたが、直接見た印象も気味が悪いだけだった。

 

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