IHの場合、薄手のフライパンはすぐ変形してしまう。コンロの上でクルクル回るようになったらもうダメだ。それが嫌で、厚手のフライパンを購入した。新潟のウルシヤマ金属工業の製品で、「Quattro-IH」という名前が付けられていた。ステンレスとアルミ合金を交互に張り合わせた4層構造で、鉄ほどではないが重い。内面はTeflon Profileという最新技術で加工されていて、フッ素樹脂加工だが、金属ヘラが使えるほどの硬さがあるということだった。価格はアマゾンで4155円。
結果は期待外れだった。変形はほとんどないが、コーティングの品質が悪く、3か月ぐらいでこびりつくようになった。今では油を塗ってもこびりついてしまう。もはや捨てるしかない。4千円も出したのに、1年ももたなかった。
新しいフライパンは、「スーパーストーンバリアフライパン (20cm)」。高密度特殊 6層+4層のストーンバリアコートコーティングの10層コーティングで、「石のように固いフライパン」なのだそうだ。変形の心配はなさそうだし、口コミの評価も良かったので、これにした。韓国製だが、価格はアマゾンで5,500円。
思ったより重くないが、10層構造のせいか、火の通りが遅い。玉子焼きを焼いてみたが、鍋底にこびりついて上手く焼けなかった。注意書きに「油を使用すること」と小さな字で書かれていた。騙された気がした。目玉焼きがするっと落ちると宣伝していたからだ。油を引けば、どんなフライパンでも新品のうちはするっと落ちる。どうも胡散臭い。1年もてば御の字か。
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