いよいよ40巻。どこまで続くのか、というのが一番の興味。
龍(RON)、押小路龍は、第1巻で武道専門学校に入り「剣」の道に生きようとする。ということで「剣道」のお話かと思いながら読み進むと、昭和という時代に翻弄されるようになる。
押小路家は貴族(子爵)でなおかつ財閥、ということから龍は非常に恵まれた、つまりは「金」に無頓着な生き方ができる。
この「金」に執着しないヤツはなぜか金のめぐりがいい。
龍は、自分の出生の秘密を知る。
その秘密のひとつが龍は双子、その片割れが「鳳花(ファンホワ)」、そして「鳳花」は龍の「敵」となり、龍と中国清朝の秘宝「黄龍玉璧(おうりゅうぎょくへき)」をめぐって争うこととなる。
とまあ波乱万丈、そんなことあるか!という物語なのだが、龍という人間がバカバカしくも素晴らしく真っすぐなこと、そして龍の妻「田鶴てい」天性の女優という意外な設定とやけに明るいところが魅力で、とうとう40巻まできてしまった。
今号では「鳳花」が死に「黄龍玉璧」の函に何も入っていなかったというところまで、ソロソロ終わりに近づいたのか、という感じもする。
しかし、この物語、どう決着をつけるのだろうか。
龍(RON)、押小路龍は、第1巻で武道専門学校に入り「剣」の道に生きようとする。ということで「剣道」のお話かと思いながら読み進むと、昭和という時代に翻弄されるようになる。
押小路家は貴族(子爵)でなおかつ財閥、ということから龍は非常に恵まれた、つまりは「金」に無頓着な生き方ができる。
この「金」に執着しないヤツはなぜか金のめぐりがいい。
龍は、自分の出生の秘密を知る。
その秘密のひとつが龍は双子、その片割れが「鳳花(ファンホワ)」、そして「鳳花」は龍の「敵」となり、龍と中国清朝の秘宝「黄龍玉璧(おうりゅうぎょくへき)」をめぐって争うこととなる。
とまあ波乱万丈、そんなことあるか!という物語なのだが、龍という人間がバカバカしくも素晴らしく真っすぐなこと、そして龍の妻「田鶴てい」天性の女優という意外な設定とやけに明るいところが魅力で、とうとう40巻まできてしまった。
今号では「鳳花」が死に「黄龍玉璧」の函に何も入っていなかったというところまで、ソロソロ終わりに近づいたのか、という感じもする。
しかし、この物語、どう決着をつけるのだろうか。