バレーボール、ったって、ワールドグランプリの話ではない。
今日は、市のバレーボール大会地区予選で、ゴムボールの部とビニールボールの部があり、その両方に我が地区(行政区)から参加したのであった。
ビニールボールの部は、チームの年齢構成に制限があり、男子も50歳以上2名までと決まっていて、主に「お母さん」のバレーである。
ビニールボールというのは、海に行ったときなど戯れるあのビニールボールで、これがなかなか見かけによらずハードである。
というのは、ラリーの応酬、我慢合戦というものなのである。スパイクを打ったとしても決まるわけではなく「攻撃」に必殺技がない、兎も角も拾って拾ってつなげる、という、みているほうもプレイしているほうも飽きてくるスポーツである。
前年度まで我が地区の体育部長をしていた関係上、ちょっと顔を出しにいったところ、とうとう最後までいてしまった。2戦2敗であった。
そしてもう一つゴムボールの部である。これはいわばママさんバレーで、中学・高校のバレー経験者が多くいるところ、或いは、練習を多くしているところが有利である。
我がチームは結成約5年、健康のために練習をしている、というチームで、練習試合もあまりしていない、昨年までは弱小チーム、出れば負け、それもこてんぱんにやられていた。
今年も参加するだけ、とおもい、まあそれでは一試合くらいは応援を、ということであったが。
なんと、一回戦「強い」といわれるところに、第3セット、ジュースまで持ち込みそのまま勝ってしまったのだ。
次の試合は同じ1勝同士のチームとの対戦で勝てば「優勝」
しかし相手チームはここ数年間優勝をし続けたチーム。試合内容、チームのまとまり、などから1セットを取れれば、と思っていた。
そうしたら、なんと第1セットをジュースから取ってしまった。
「優勝」が目の前に現れてしまったのである。
しかし、試合経験不足は否めない。第2セットはスパイクに対してブロックに跳ぶ、そのときのアナにフェイントを集められ、あっけなく、あっさりと負けてしまった。
試合をしたことがないから、ブロックもしたことがない。
それでも試合だから、ベンチサイドからブロックに跳べ、という指示が出る。
ところがブロックをしているときの後衛サイドの守備位置がわからないのである。
これだから、素人の試合は面白い。
練習でしたことのないプレーを試合で試行錯誤しながらしなければならない。
ということで、第3セット。
実は我がチームには二人のエースがいて、片方が前衛のとき片方はセッター、という変則的なフォーメーションである。このエースの決定率が高いので、エースが打つ、という展開に持っていければいいのである。従って攻撃のパターンは複雑ではない。が、そのパターンに持っていくことが困難なのである。それが素人の試合の面白さ。あのパターンになれば決定的、というのがあるのにそこに持ち込めないいらだたしさ、持ち込んでスパイクしたのにレシーブされたときの苛立ち、スパイクが失敗したときの焦燥感、そして決まったときの喜び。
これはその場で「我がチーム」というのを応援したときでしか味わえない。
結局、第3セットも競って、ジュースに持ち込まれたが、勝利。
初優勝である。
おかげで声もかれ、拍手のしすぎ(?)で手が痛い。
ワールドグランプリで日本が勝ったときよりも嬉しい、レベルはかなり違うけれど・・・
というわけで、ちょっと応援にというのがほとんど一日体育館にいてしまい、やろうと思ってたことができかねた。でも、よかった、よかった。
追伸
「炎立つ」(高橋克彦)第3巻を読んでいます。
今日は、市のバレーボール大会地区予選で、ゴムボールの部とビニールボールの部があり、その両方に我が地区(行政区)から参加したのであった。
ビニールボールの部は、チームの年齢構成に制限があり、男子も50歳以上2名までと決まっていて、主に「お母さん」のバレーである。
ビニールボールというのは、海に行ったときなど戯れるあのビニールボールで、これがなかなか見かけによらずハードである。
というのは、ラリーの応酬、我慢合戦というものなのである。スパイクを打ったとしても決まるわけではなく「攻撃」に必殺技がない、兎も角も拾って拾ってつなげる、という、みているほうもプレイしているほうも飽きてくるスポーツである。
前年度まで我が地区の体育部長をしていた関係上、ちょっと顔を出しにいったところ、とうとう最後までいてしまった。2戦2敗であった。
そしてもう一つゴムボールの部である。これはいわばママさんバレーで、中学・高校のバレー経験者が多くいるところ、或いは、練習を多くしているところが有利である。
我がチームは結成約5年、健康のために練習をしている、というチームで、練習試合もあまりしていない、昨年までは弱小チーム、出れば負け、それもこてんぱんにやられていた。
今年も参加するだけ、とおもい、まあそれでは一試合くらいは応援を、ということであったが。
なんと、一回戦「強い」といわれるところに、第3セット、ジュースまで持ち込みそのまま勝ってしまったのだ。
次の試合は同じ1勝同士のチームとの対戦で勝てば「優勝」
しかし相手チームはここ数年間優勝をし続けたチーム。試合内容、チームのまとまり、などから1セットを取れれば、と思っていた。
そうしたら、なんと第1セットをジュースから取ってしまった。
「優勝」が目の前に現れてしまったのである。
しかし、試合経験不足は否めない。第2セットはスパイクに対してブロックに跳ぶ、そのときのアナにフェイントを集められ、あっけなく、あっさりと負けてしまった。
試合をしたことがないから、ブロックもしたことがない。
それでも試合だから、ベンチサイドからブロックに跳べ、という指示が出る。
ところがブロックをしているときの後衛サイドの守備位置がわからないのである。
これだから、素人の試合は面白い。
練習でしたことのないプレーを試合で試行錯誤しながらしなければならない。
ということで、第3セット。
実は我がチームには二人のエースがいて、片方が前衛のとき片方はセッター、という変則的なフォーメーションである。このエースの決定率が高いので、エースが打つ、という展開に持っていければいいのである。従って攻撃のパターンは複雑ではない。が、そのパターンに持っていくことが困難なのである。それが素人の試合の面白さ。あのパターンになれば決定的、というのがあるのにそこに持ち込めないいらだたしさ、持ち込んでスパイクしたのにレシーブされたときの苛立ち、スパイクが失敗したときの焦燥感、そして決まったときの喜び。
これはその場で「我がチーム」というのを応援したときでしか味わえない。
結局、第3セットも競って、ジュースに持ち込まれたが、勝利。
初優勝である。
おかげで声もかれ、拍手のしすぎ(?)で手が痛い。
ワールドグランプリで日本が勝ったときよりも嬉しい、レベルはかなり違うけれど・・・
というわけで、ちょっと応援にというのがほとんど一日体育館にいてしまい、やろうと思ってたことができかねた。でも、よかった、よかった。
追伸
「炎立つ」(高橋克彦)第3巻を読んでいます。