「なにわ金融道」の青木雄二の監修であり、絵は彼の弟子で、師匠の絵そっくりである。
これが今週で最終回。単行本が19巻でていて、今月第20巻が発売されるという、6年間の長い物語であった。といっても、「編」によって物語というか「事件」が違っているのだが。
で、私は大ファンであるというわけではないのだが、毎週欠かさず読んでいたので、チョットさびしい。
「カバチタレ」とは広島弁で、文句や理屈をいう人のこと。だそうである。
で、この物語は主人公の「田村」が行政書士の大野と出会い、法律、ということの重要さを知り、行政書士を目指し大野の事務所で修行をする。という大筋である。
その修行が一つづつ事件となるのである。
この物語の面白いところは、テレビの離婚弁護士とおなじで、最初は徹底してこちら側、つまり田村の元を訪れる依頼者、そして次には田村が窮地に陥るが、徐々に法律の知識を得て、最後には逆転する。というところである。
であるので、こちら側としては、主人公側がどのようにして勝つのかを楽しみしていればいいのだ。
それで、今回最終回に当って、読後、考えた。
法律、法律というが、最後に勝つのは「真実」であるということだ。つまり法律で身を飾っても守ろうとしても、その芯の部分に「真実」がなければ負けるのである。
というのが物語。
しかし現実的にはそうは行かない。なぜなら真実を探し披露するには、とてつもないエネルギーとパワーが必要で、多くの人はそのエネルギーやパワーを出せない、或いは使えない状態にある。だから、多くの人はそのままあきらめるる。それが現実だ。
だから、真実を探し披露しようとする人たちは、物語の主人公足りえるのである。
カバチタレの主人公田村はクールな顔で「熱い」だからエネルギーとパワーが生まれる。そして彼のバックボーンは「正義」である。だから彼は強い。
これから彼と会えなくなるのは寂しい。
が、これも人の世のである。
追伸
「炎立つ」(高橋克彦)順調に読み進んでいる。
これが今週で最終回。単行本が19巻でていて、今月第20巻が発売されるという、6年間の長い物語であった。といっても、「編」によって物語というか「事件」が違っているのだが。
で、私は大ファンであるというわけではないのだが、毎週欠かさず読んでいたので、チョットさびしい。
「カバチタレ」とは広島弁で、文句や理屈をいう人のこと。だそうである。
で、この物語は主人公の「田村」が行政書士の大野と出会い、法律、ということの重要さを知り、行政書士を目指し大野の事務所で修行をする。という大筋である。
その修行が一つづつ事件となるのである。
この物語の面白いところは、テレビの離婚弁護士とおなじで、最初は徹底してこちら側、つまり田村の元を訪れる依頼者、そして次には田村が窮地に陥るが、徐々に法律の知識を得て、最後には逆転する。というところである。
であるので、こちら側としては、主人公側がどのようにして勝つのかを楽しみしていればいいのだ。
それで、今回最終回に当って、読後、考えた。
法律、法律というが、最後に勝つのは「真実」であるということだ。つまり法律で身を飾っても守ろうとしても、その芯の部分に「真実」がなければ負けるのである。
というのが物語。
しかし現実的にはそうは行かない。なぜなら真実を探し披露するには、とてつもないエネルギーとパワーが必要で、多くの人はそのエネルギーやパワーを出せない、或いは使えない状態にある。だから、多くの人はそのままあきらめるる。それが現実だ。
だから、真実を探し披露しようとする人たちは、物語の主人公足りえるのである。
カバチタレの主人公田村はクールな顔で「熱い」だからエネルギーとパワーが生まれる。そして彼のバックボーンは「正義」である。だから彼は強い。
これから彼と会えなくなるのは寂しい。
が、これも人の世のである。
追伸
「炎立つ」(高橋克彦)順調に読み進んでいる。