椎名誠の小説に出てくる話であるが、椎名誠の会社に入った目黒考二(北上次郎)が、入ってすぐに「会社や辞めます」といったそうだ。
で、その理由が椎名によれば「こんなに天気がいいのに、本が読めないから」ということであり。目黒は単純に「本が読めないから」であった。
私はこの話が大好きで、特に椎名が頭につけた「こんなに天気がいいのに」というのが好きだ。
私も時々、本を読むために仕事を休むことがある。近頃はだいぶ少なくなってきたが・・・。
そういえば、高校生の頃も本を読むために休んでいた。
だから目黒の気持もわからないでもないが、辞める、という発想はでなかった。
一度出勤して、どうしても続きが読みたくて、休んで、車の中で本を読んでいたことはあったが・・・
というような私であるから、言ってみたいのである。
「本を読むため、仕事辞めます」
ホントは「きょうは天気がいいから」を付けたいのだが、辞める、ということに当っては、今日のことを今日とはいえない年月働いてきたから、付けられないだろうなあ。
でも、こういう浮世離れした理由で何かできたら、すごく幸せだろうなあと思うのである。
追伸
今日は午後から休んで「炎立つ」(高橋克彦)を読もうと出勤したのだが、来客の予定があったことを忘れていて、結局休まなかったし、ずいぶん仕事を一生懸命したような気がする。
それから、また携帯電話が壊れた。音がでないのである。着信音、アラーム、なにより電話の相手の声が聞こえない。どうしたものか。
で、その理由が椎名によれば「こんなに天気がいいのに、本が読めないから」ということであり。目黒は単純に「本が読めないから」であった。
私はこの話が大好きで、特に椎名が頭につけた「こんなに天気がいいのに」というのが好きだ。
私も時々、本を読むために仕事を休むことがある。近頃はだいぶ少なくなってきたが・・・。
そういえば、高校生の頃も本を読むために休んでいた。
だから目黒の気持もわからないでもないが、辞める、という発想はでなかった。
一度出勤して、どうしても続きが読みたくて、休んで、車の中で本を読んでいたことはあったが・・・
というような私であるから、言ってみたいのである。
「本を読むため、仕事辞めます」
ホントは「きょうは天気がいいから」を付けたいのだが、辞める、ということに当っては、今日のことを今日とはいえない年月働いてきたから、付けられないだろうなあ。
でも、こういう浮世離れした理由で何かできたら、すごく幸せだろうなあと思うのである。
追伸
今日は午後から休んで「炎立つ」(高橋克彦)を読もうと出勤したのだが、来客の予定があったことを忘れていて、結局休まなかったし、ずいぶん仕事を一生懸命したような気がする。
それから、また携帯電話が壊れた。音がでないのである。着信音、アラーム、なにより電話の相手の声が聞こえない。どうしたものか。