尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

NAMES ある歌の話

2011年03月15日 21時02分10秒 |  〃 (震災)
 前にも書きましたが、「人権」という授業を担当してきました。
 その中で、「NAMES」という歌をよく紹介しました。
 キャシー・フィンクというアメリカの歌手が作り、日本では高石ともやさんが訳詩をつけて歌っています。(「高石ともやのファミリーフォーク12曲集」というCDに入っていますがが、現在は入手できないようです。)

 アメリカで「HIV」による死者が急増した時代、メモリアル・キルト運動の中で歌われた歌です。

 1番は「エイズで倒れた者への追悼」の歌詞ですので、今は2番と3番を紹介します。
  (詞 Cathy Finc 訳詩 高石ともや)

 恐怖が世界に広がるときはいつも
 ひと(人類)は手をつなぎ たたかった
 いま新しい時代に 新しい勇気を
 手をつなぐ輪よ 大きくなれ

   誰にも言えずに 悲しかったかい
   恐怖は……どんなだったろう
   君のいのちを 数でかぞえないよ
   名前で呼ぶんだ
   同じ時代を生きた者同志

 恋人、先生、親、きょうだい
 なつかしい その名を呼べば
 生きてる私を ささえるように
 あなたの名前が 私を見つめている

   誰にも言えずに 悲しかったかい
   恐怖は……どんなだったろう
   君のいのちを 数でかぞえないよ
   名前で呼ぶんだ
   同じ時代を生きた者同志
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする