如水と太宰府天満宮

2007-05-18 16:17:09 | Weblog
太宰府天満宮(写真)はかって兵火により消失したのを小早川隆景が神殿を再興したが、そのほかの造営には及ばなかった。如水はこれを嘆き米九十石七斗、銀一千七百匁を投じて楼門、廻廊、末社や橋などを整備した。そして社領二千石を寄進したので天満宮は如水を中興の祖とあがめ毎年正月、五月、九月の月忌二十日には如水の好きな連歌会を催し明治に至るまで続けた。クリスチャンの洗礼を受けていた如水だが、廃れたものを見ると不憫に感じたのであろう。

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