講演会前夜、伊勢田さんの歓迎会を催しました。中津市内某料理店にて中津名物「鱧(はも)」を味わっていただきました。
鱧は瀬戸内海いずれの地にても獲れる特に珍しい魚ではありませんが骨切りの技術が特に優れている中津のはも料理法はまことに美味なのです。ここの料理店は主人が「げってん(頑固者)」で美味しい食べ方を指南してくれ、それが的を得ており例えば名物「はもしゃぶ」では土鍋は沸騰させずに戴くのです。ぐらぐら沸騰させるとあくが出てうまみが逃げるからだそうです。沸騰直前に鱧の切り身を箸につまんでゆっくり鍋の中に4~5度ほど潜らせながら振りますとまるで牡丹の花のように真っ白な身が開きそれを秘伝のポン酢で戴きます。うん!うまい!!絶品です。
鱧を食べるには「梅雨越しの鱧」が最も美味で、まさにこの季節が最高なのです。先日、京都のお茶屋の女将が来られてこのお店で鱧をご一緒させていただきましたがその美味しさにびっくりしていらっしゃいました。えへん!中津の鱧料理はリーズナブルで美味くて日本一なのです。
黒田武士サミットが今年の11月25日に瀬戸内市で開催される案内状です。過去ゆかりの都市で黒田武士を盛り上げその素晴らしさを日本中に有らしめたいと開催されています。過去3回は姫路、福岡、木の本で催されていますが今回の瀬戸内市での開催が多くの観光客や黒田ゆかりの人々の熱気で大いに盛り上がり観光にも貢献されることを祈っています。
残念ながら中津市では今のところ開催しておりません。初代中津城主で豊臣秀吉に天下を取らせた戦国時代の名軍師・黒田官兵衛(如水)という観光の宝物があるのに残念です。各自治体で温度差があるのかもしれませんがゆくゆくは中津市でも開催されることを念じています。
参加対象が黒田家当主、黒田家ゆかりの自治体、関係の顕彰会等となっています。初めて顕彰会の名が出て来ました。それだけ各地の顕彰会の活動が認められてきたのだと思います。参加するかどうか会の皆さんで考えて見ましょう。行くとなると又こつこつと旅費の積み立てをしなければなりませんね。