カトリック中津教会の窓には、沢山の美しいステンドグラスが外の光を集めて部屋を飾っています。
外国の教会には何処も綺麗なステンドグラスが教会の窓を飾って、荘厳な雰囲気を醸し出していました。
其の何れもがキリストの物語や生涯を語るかのように描かれていました。
ここ中津教会のステンドグラスは宣教師が日本にやって来て布教を始めたころからの物語も描かれていて、黒田官兵衛（如水）もその中の一枚にありとても興味を惹かれました。
秋晴の澄み渡った空の下、好天に誘われて中津城のすぐ傍にあるカトリック教会を訪ねました。
ここには官兵衛とキリスト教について或る事が伝わっています。
竹森家は平安時代出羽国の出で後に日岡神社（兵庫県加古川市）の宮司となり田畑数十町、家僕数十人を有する二千石ほどの神官武人であった。
司馬遼太郎の播磨灘物語では落ちぶれた黒田が頼ってきたが住居を貸した竹森家は気品あるその佇まいに大いに感銘し自分の屋敷を黒田に譲り自分はその家臣となったという件がありますが、勿論それは後世に作られた講談の世界である。
永禄時代別所安治に攻められ逃亡、黒田職隆を頼り幼い新次郎(新右衛門次貞）は官兵衛の小姓となる。
天正５年（１５７７）秀吉の赤松氏の上月城攻めで高名し後に黒田家の旗奉行となり鳥取城攻め、備中高松城攻め、山崎の合戦、城井谷攻め、賤ケ岳合戦、朝鮮の役、九州西軍征伐で活躍し生涯２１首を挙げた。
元和７年（１６２１）戦国の世を戦に明け暮れた72歳の生涯を福岡で閉じた。
この程豊前国中津黒田武士顕彰会小野会長が就任したライオンズクラブ３３７－B地区キャビネットで小野ガバナーが制作した赤合子形兜をモチーフにしたピンバッチが密かに話題となっています。
ガバナーに就任して間もなく広瀬大分県知事を表敬訪問した時に、この赤兜のピンバッチを贈呈し、官兵衛の赤兜は５７戦無敗のとても縁起の良いものですと説明しましたが、その後しばらくしてもう一つどうにかならないかと連絡があり送ってあげましたが、果たしてどのようにお使いになったか？
広瀬県知事も大事にお持ちになっているようです。
この八月から九月にかけて３３７－B地区（大分・宮崎）の６９ライオンズクラブを表敬訪問した時に、各クラブ三役の方々に贈呈しました。
何か勝負事にはこのバッチを握りしめて対峙すれば官兵衛公の魂が乗り移って必勝のこと間違いなしと説明しましたら、三役だけでなくほかの方々が我も我もと希われたので贈りました。
くれぐれもパチンコやマージャン、競馬など欲にかられてのお願いはだめですと念を押してお渡ししましたが、、、、。
入試などの試験合格、お見合い、運命好転など人生を賭けた時に心込めてお願いして戴ければ官兵衛公もきっと力を与えてくださることでしょう。
皆さん縁起物ですので大事に持っておられることと思います。
桐山孫兵衛の先祖は飛騨高山の桐山村、伝えによると鎮西八郎為朝が身を隠していた折、村の長者の娘との間に生まれた子と言われています。
丁度、中津市犬丸中尾の浜の菅原道真公御着船地にある伝説に似ています。
菅公が左遷され都から太宰府へ向かう途中嵐に遭い中津市犬丸中尾の浜に辿り着いた。
船の修理の間、村の長は美しい娘を身の回りの世話をさせたが菅公もひと時心の安穏を覚えた。
船の修理が出来上がり菅公が太宰府へ去ったあと、お世話をした村長の娘の御腹が膨れ玉のような男子を生んだ、、、、。＊後年官公のご子孫がこの地を訪ねられ犬丸天満宮を建てた。官公のご従者のご子孫が代々今も犬丸の地に棲まれて犬丸天満宮をお祀りしている。
さて、桐山の子孫は後々長浜に移り孫兵衛は黒田家に仕えた。
黒田家が豊前国へ入府ごは城井谷攻め、文禄・慶長の役、石垣原の合戦で高名を挙げる。
黒田家筑前入国後は五千石を拝領し中老に列し黒田家の重鎮として徳川幕府命による大坂城の大改築などで活躍。
職隆、官兵衛、長政、忠之と４代に仕えた生涯は激動の世を生き抜き、元和１０年（１６２４）７２歳の長寿を全うした。
ノーベル物理学賞を梶田宇宙線研究所長が受賞した。
昨日の大村北里大栄誉教授に続いての朗報に驚いています。
地道にコツコツ誠実に研究を続けて来られたお二人の受賞者の一生に崇敬の念を抱くのは多くの国民一様の気持ちだと思います。
一日一日の過ごし方の大切さを今一度思い直し、残された時間を有意義に精一杯生きて行かなければなりません。
2015年のノーベル医学生理学賞を北里大特別栄誉教授・大村智教授ら三人が受賞した。
アフリカなどで寄生虫が引き起こす熱帯感染症に大きな治療効果を挙げた特効薬は世界中に３億人もの人々に無償投与され、生命に関わる病気治癒に貢献している。
開発した大村教授はノーベル賞の受賞を予想される有力候補者にも入ってなかった。
何だか我々が黒田官兵衛を大河ドラマにと活動してきた経緯に似ていると思い、大村教授に親近感を覚えるのです。
黒田官兵衛を大河ドラマへと活動していた頃、「官兵衛が大河ドラマになるはずはない」と誰一人としてその実現可能性を肯う人はいなかったのです。
衣笠氏は播磨国赤松家の一統で秀吉に反旗を翻し敗れたが、時代が下がって父範弘の時、景延を黒田職隆（官兵衛父）に小姓として出仕させ以後黒田家家臣として活躍した。
播州、上方、九州陣では豊前国姫隈城（福岡県築上郡・中津市の隣り）攻めで活躍。
文禄・慶長の役で高名し、筑前入国後は３千石を拝領し因幡守を名乗る。
智謀才覚人に優れ、武勇もあり、沈着冷静な長老として藩内をまとめること多く長政にも信頼された。
寛永８年（１６３１）享年８５歳の長寿を全うし逝去した。
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