2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」が決定したことから中津市の隣りである宇佐是永市長を表敬訪問しました。
宇佐(市)の時枝氏は黒田官兵衛が秀吉の九州平定の折、他の多くの国人(豪族領主)に先駆けて黒田氏に従属しました。そして高森城は黒田官兵衛が豊前国六郡12万3千石の城主となったのち、官兵衛の弟黒田利高が宇佐高森城主として赴任していたゆかりの地なのです。また、大友氏に焼き討ちされた宇佐神宮の二の殿(本殿中央)を黒田家が寄進しました。
関ヶ原の合戦の折、九州では黒田官兵衛は大友氏に攻められていた杵築城の救援に向いました。まず中津如水原で閲兵し、宇佐時枝城そして高森城に寄り国東半島を縦断し杵築城で大友氏を退け別府石垣原の合戦へと向かった黒田軍は宇佐(市)にも確かな足跡を残しています。
是永市長は多忙な時間を割いて戴きこのたびの快挙の件と宇佐市における黒田氏とのゆかりのことをお話になり時枝城と高森城の資料を用意していて下さいました。以前中津市副市長の折中津おひな祭りの黒田24騎甲冑行列に黒田長政の甲冑を纏って頂いた時の話に花が咲きました。
今、宇佐市は名横綱双葉山の故郷、全国の八幡宮の総本山宇佐神宮、宇佐唐揚げ、宇佐海軍航空隊跡、日本一の石橋、すっぽん料理、いいちこ焼酎など全国に宇佐市を発信している行動的な市長です。お互いに今後のご活躍を祈念しおいとましました。