黒田如水公生誕日

2008-11-29 11:30:26 | Weblog
今日11月29日は黒田官兵衛(如水)公の生誕日である。稀代の軍師、後の世にその名を残す黒田官兵衛は今から462年前、天文15年(1546年)黒田職隆の嫡男として姫路城で生まれた。幼名万吉。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という天下人にその智略を恐れられた官兵衛は戦国時代に波乱万丈の生涯を己の人生を懸けて生き抜いたのである。如水公の生誕日ということで司馬遼太郎や童門冬二先生の著書をひもときしばしその生涯を偲びつつささやかな一献を献上するのも一興かと。
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名槍日本号について

2008-11-26 20:44:47 | Weblog
黒田藩の重臣母里太兵衛が伏見城内の福島正則邸で呑み取った日本号であるが、その経緯について述べてみたい。文禄の役より帰国した黒田藩は1596年の正月の挨拶に藩主長政が母里太兵衛を福島公に使者として遣わした。丁度酒宴中であった福島邸で福島公が無理強いした酒を三度辞退した太兵衛であるが「この大杯の酒を飲み干せば何なりと望みのものをやろう」と言われ「それでは」と見事呑み干した後、壁に掛かっていた「名槍日本号」を担いで帰った。翌日酔いから醒めた福島公は槍が無いのに気が付き慌てて取り戻しに行ったが「武士に二言はあるまい」と返さずにそのまま船に乗って郷里の豊前中津まで持ち帰った。酒宴のときに福島公と日本号を賭けて酒を飲み干したという話もあるがどうも福島公は「この酒を飲み干せば何なりと望みのものを褒美に取らす」と約束したので日本号そのものを最初から名指しで賭けて呑めと強いたのでは無く、太兵衛は内心日本号の素晴らしさを目にし最初からこれをもらうぞと決めて飲み干したと思われる。飲み干した後(心の中でヤッター!これでこの名槍は俺のものだ!!とか何とか叫びながら)「ではこの槍を頂戴仕る」と言って持ち帰ったのだ。にやりとほくそ笑んだ吾等が母里太兵衛が目に見えるようだ。また、そのときに「黒田節」を謡いつつ舞ったという小文を見かけることがあるがその当時は勿論黒田節は無かったのでその話は誤りである。それと、呑み取りのあった場所を芸城(広島城)の中と勘違いされる方が居ますがそれも間違い。1596年は福島公は尾張清洲城主で関が原の合戦(1600年)の後、論功行賞で広島城主となったのだから。
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童門冬二先生講演会3

2008-11-22 15:24:41 | Weblog
童門冬二先生講演会の大分合同新聞記事が大きく掲載されていた。ご講演の内容がきっちり説明されていてあの日のことがつい昨日のように思い出された。中津市民の方々に深い感銘を与えられたことは勿論の事、何よりも中津にこのような素晴らしい武将が統治していたということを皆さんに知っていただいただけでも嬉しい限りです。中津ではただ合元寺の変が声高々と伝えられているばかりであるが戦国時代には今の世と違い食うか食われるかの非常に厳しい時代にその身を置いた者しか理解できない出来事を今のような大平の世の歴史認識から語られることに少し情けない思いをしていたが童門先生のご講演で黒田官兵衛の生き方、人間性について語られたことにより聴衆の方々も正しい認識をお持ちになったことと思います。今日からまた新たな豊前中津黒田武士顕彰の日々が始まります。多くの皆さんに黒田官兵衛の人間性豊かな生き方を伝えていくべく我々豊前国中津黒田武士顕彰会としても活動していかねばならない。
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童門冬二講演会 2

2008-11-20 12:56:53 | Weblog
童門冬二先生の講演会が始まりました。会場は満席で立ち見が出来るほどでした。黒田官兵衛と中津の関わりをユーモアを交え分かりやすくお話されその姿は謙虚なお人柄そのもののとても魅力的な方でした。聴衆の方々も挙って先生のお人柄に魅了されていました。新貝中津市長、是永副市長、北山教育長はじめ上毛町や各界の方々も多く見えられ皆さん最後まで熱心にお聞きになっていました。わが国の歴史小説の第一人者であります童門先生の示唆に富んだお話はきっと皆様の心に深い印象を与えたことと思います。
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童門冬二講演会「黒田官兵衛の人間学」

2008-11-19 06:12:44 | Weblog
17日朝北九州空港へ童門冬二先生をお迎えに行き、中津まで1時間ほど車の中でお話をしながら至福のひとときを過ごしました。中津では(どんどん)で昼食。関鯵、関鯖の刺身をとても美味しいと言って召し上がってくださいました。とても気さくに接してくださりその人間性に一同みなファンになりました。
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あっ官兵衛 6

2008-11-16 11:03:27 | Weblog
「あっ官兵衛」の親人形が完成した。ユルキャラのもと知り合いの人形制作者の方による作品である。早速大分合同新聞が大きく取り上げてくださった。ストラップのユルキャラは当初は我々一人ひとりが知人友人に勧めていますが中々可愛いと大評判です。この輪がだんだん大きくなって多くの皆さんに一つずつストラップに下げて欲しいものです。明日はいよいよ童門冬二先生の講演会である。この数日間はその準備で何度もミーティングをしました。明日は天気も上々なので多くの方々がお見えになると嬉しいのですが。黒田如水公の存在感が中津の地でも高まることを念じています。
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あっ官兵衛 5

2008-11-11 11:53:57 | Weblog
「あっ官兵衛」の評判を聞きつけてNHKTVさんが取材に来られました。発案者の中尾堅太郎君を中心に製作時の苦労話や今後の方針などをインタヴィユーされていました。ネーミングもばっちりで中々可愛いので奈良の「せんと君」彦根の「彦にゃん」を凌ぐ事間違いないと思われる。中津、姫路、福岡の方は勿論多くの黒田武士フアンの方は全員がこのストラップを携帯電話やマイバッグに下げていただければNHKさんも黙ってはいられなくなるだろう。全国的に有名になってから購入しようなんて日和見なんぞしていると秀吉の怒りを買った宇都宮鎮房のように時代に後れますぞ!なんて一人悦に入ってるところです。ばっちり童門冬二先生の講演会「黒田官兵衛の人間学」の宣伝もしました。大きく育て「あっ官兵衛」!!
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あっ官兵衛 4

2008-11-10 19:30:02 | Weblog
中津駅で「あっ官兵衛」の展示即売会をしたところ、三木中津駅長さんの応援のお陰で吾等が「あっ官兵衛」は可愛いー!と大評判になり瞬く間に完売しました。この反響はただ事ではない!と実感しました。草葉の陰で黒田官兵衛公もお喜びになっていることでしょう。この反響が共鳴し合い大きなうねりとなって黒田官兵衛(如水)公をNHK大河ドラマへと大願成就されんことを願わずには居れません。これからも全国の黒田武士のフアンの方々の応援宜しくお願いいたします。
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黒田軍団

2008-11-08 12:23:49 | Weblog
福岡市博物館で「黒田軍団/本山一城著」を購入しました。本山先生会心の作です。黒田に関するすべてが網羅されているといっても過言ではない。それも写真や図解入りなので分かりやすくこれだけの資料集めをされたことにまず持って頭が下がります。黒田武士の研究者または一フアンとしても見逃せない著書です。
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あっ官兵衛 3

2008-11-06 10:50:34 | Weblog
「あっ官兵衛」のストラップが完成しました。一つ一つ手作りの作品で袋入りです。説明文は広報担当で原案者でもある中尾堅太郎君が作製してくれました。中々可愛いので人気が出そうです。今後は「Tシャツ」や「はっぴ」「エプロン」などにプリントして広めていこうと思っています。このストラップについてのお問い合わせは〒871ー0031中津市中殿町2-380豊前国中津黒田武士顕彰会(TEL09096043011松本)までご連絡ください。我々は戦国時代の名軍師黒田如水と黒田武士の素晴らしさを全国へアピールするのを目的に活動しています。多くの方々がこの「あっ官兵衛」のストラップを携帯に下げていただき友人知人にも教えてくださればありがたく思います。この「あっ官兵衛」が「黒田如水を大河ドラマへ」と大願成就するための一助になればこの上ない幸せです。それまで皆さんのご協力を宜しくお願いいたします。
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