黒田官兵衛(如水)が戦の前に、戦勝祈願した宇佐神宮です。
戦乱による荒廃で廃墟同然になっていた宮を、黒田官兵衛(如水)と長政が寄進し立派に再建されました。
広大な社に足を踏み入れ、大鳥居をくぐり玉砂利の道をしばらく歩くと深閑とした森の中に石段が現れ、そこを上ると朱塗りの荘厳な御殿が眼に入ります。
何か魂が震えるように並び立つ御殿には祀られている神があり、正面から向かって左に一の御殿(八幡大神)、真ん中に二の御殿(応神大神)、右に三の御殿(神功皇后)があります。
このうちの二の御殿は黒田長政の寄進により立派に再建されました。
故に黒田家は宇佐神宮の大恩人でもあるのです。