黒田官兵衛(如水)と黒田武士像2

2022-08-20 08:23:50 | Weblog

博多駅前の黒田武士母里太兵衛像の

左手に携えた名槍日本号は

正親町天皇より

室町幕府第十五代将軍足利義昭に

下賜され、その後、織田信長、

豊臣秀吉、福島正則と渡ってきた

天下の三名槍(ほかに蜻蛉切、

御手杵)の一つです。

大身鑓と呼ばれ長さは3ⅿ21㎝、

重量は2.8㎏倶利伽羅龍の彫られた

見事な装飾です

明治時代に母里家から売りに

出されたのを、黒田藩士の

子孫である玄洋社の頭山満が

当時の金額で千円で買い戻し、

侠客大野仁平に無料で与えたが、

その後、同じく黒田藩士の子孫

安川財閥の敬一郎が一万円で

買い取り、黒田家へ贈った。

今、その鑓は福岡市博物館にて

常設展示されている。

 

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黒田官兵衛(如水)と黒田武士

2022-08-01 08:05:16 | Weblog

久しぶりに博多へ行きました。

博多駅前には黒田武士・母里太兵衛

銅像があります。

福島正則から酒宴で名槍日本号を

呑み取った逸話から黒田節が生まれ

それが筑前民謡として歌い継がれて

来ました。

あまりにも有名な逸話なので、

博多はこの銅像が建てられましたが

本来筑前福岡は

藩祖黒田官兵衛(如水)と藩主長政

よってその礎が築かれた町です。

関ヶ原の合戦の武功で家康から

四国二ヵ国か筑前福岡のどちらかを

選ぶように言われたとき、

福岡の地を選んだことで、

今の福岡があることを県民は

忘れてはなりません。

しかし、現在までその二人の銅像は

福岡にはありません。

いつか、福岡県の官民を挙げて

福岡の恩人である、官兵衛と

長政親子の銅像が作られる

ことを、願っています。

又それは観光の目玉となり、

多くの黒田武士フアンや歴史を

愛する方たちとともに県市民も

きっと喜ぶのではないでしょうか。

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