ただひとり光姫のみを生涯に愛したりけり黒田官兵衛
8月26日は黒田官兵衛正室光姫の388回忌の日です。
その日に先駆けて中津で24日(日)に、私共顕彰会と中津を粋にする集いの皆さんで、法要を営むことになりました。
場所はかの赤壁寺の合元寺の隣りにある、松厳寺です。
官兵衛の九州島津征伐の武功により、黒田家は播州山崎城から豊前国12万3千石の大名となり中津へ転封となりました。
才徳兼備と謳われた光姫も中津へ来て、円応寺を建立します。
後に慶長の役の時、父官兵衛と兄長政に加勢せんと無断で朝鮮へ渡ろうとした次男熊之介は、玄界灘で船が遭難し、亡くなってしまいました。
嘆き悲しんだ光姫は中津円応寺で熊之介の霊を弔いました。
光姫と熊之介を偲びつつ、松厳寺で法要とお茶会を催します。
小生もお光様についてお話をする予定になっていますので、どうぞ皆さまもお寄りください。
官兵衛の軍配一閃如水原鬨の声四方に轟きわたる
黒田官兵衛を称える短歌抄の展示会場に、NHK大分放送と大分合同新聞社が取材に来てくださいました。
短歌で称える黒田官兵衛展は、全国でも初めてではないかということで取材にも熱が入っていました。
翌日すぐ大分合同新聞に、カラーで大きく掲載され、NHk大分放送にも朝の時間に2度ほど放映があり、あちこちから見たよと電話がありました。
これだけの数の書を書いてくださった浦橋さんにも感謝です。
展示場の大分みらい信金に見に来てくださった方に、黒田官兵衛がより身近に、そして偉大な戦国軍師像を感じていただけたのなら、嬉しく思います。
さて、いよいよ今月は軍師官兵衛が九州を舞台に活躍します。楽しみです。
*ただ今、大分みらい信金では黒田官兵衛記念定期預金の募集中です。どなた様も記念に預金をどうぞ!
秀吉の天下統一為さしめし稀代の軍師黒田官兵衛
諸人にただに命を惜しめとぞ叫びたりけり黒田官兵衛
いよいよ今月後半から軍師官兵衛は秀吉の島津征伐により、舞台が九州となります。
本州、中国、四国をほぼ制圧した秀吉に 島津に攻められたキリシタン大名で有名な大友宗麟が直々単身で、大坂まで救援を要請せんと上洛します。
秀吉の傍には参謀として黒田官兵衛が居ました。
秀吉は惣無事令(大名の私闘禁止令)に反する島津に、速やかに退脚するように命じますが草履取り上がりの身分の低い秀吉の命令を島津は無視します。
それではと、秀吉は20万以上の軍勢を動員し九州に入って来ます。
秀吉の参謀として、軍師官兵衛の智略が九州を席巻します。
この度、天才軍師黒田官兵衛の九州入りに際して、地元の皆さんのより盛り上がりを期待しつつ軍師官兵衛を称えて、短歌を数首詠みましたので、顕彰会の浦橋さんに書をお願いし、大分みらい信用金庫中津中央支店のロビーに展示して戴きました。
店内いっぱいに飾られた書は壮観です。
9月30日まで展示していますので、ぜひお近くにおいでの時はお立ち寄りください。
*清水宗治が宗春となっていました。書家の浦橋さんが急いで書いてくださったので一寸間違ったようです。すぐ差し替えます。