軍師官兵衛の足跡を辿る 2 求菩提山資料館

2013-05-30 08:02:15 | Weblog

 中津からバスで求菩提山に向かって上って行くと雄大な山々の深い緑が目に心地よく,また清涼な空気が辺り一面に溢れるなか,せせらぎの音が優しく心の扉に響いてきます。浦橋さんの軍師官兵衛の歌が佳境に入った頃、求菩提山資料館に着きました。

資料館では高橋館長さんが懇切丁寧に解説してくださいました。この山の歴史や修険道の山伏の生活の様子など熱く熱くお話していただき皆さん良く理解できたのではないかと思います。

この資料館には黒田官兵衛が桜狩りをしてそのときに詠んだ和歌が残っています。その短冊は湿気を避けまた保安のために厳重に保管されているそうです。展示されているのはコピーですが筆の運びなど官兵衛公のお人柄が偲ばれるようです。皆さんとても興味深く観ていました。

官兵衛が中津からここまで態々訪ねてきたことの意味はまだ良くわかっていないようですが山伏の強靭な肉体と情報力を必要としていたのではないかということです。官兵衛が中津城を築城するとき時の求菩提山座主が招かれて地鎮祭を執り行ったそうです。それほど官兵衛と求菩提山とは友好的な関係であったのです。

幾たび訪ねてもここには数百年にわたる修険道の歴史が息づいておりその歴史を包み込むような大自然の懐にに抱かれると何やら心が洗われるような気持ちにさせられる素晴らしいところです。多くの皆さんがお訪ねになることをお勧めします。

 

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軍師官兵衛 in FMなかつ

2013-05-28 09:52:59 | Weblog

「軍師官兵衛を探訪する旅」の案内をしていただくためにFMなかつ放送へ中尾英治さんと一緒に訪問しました。

来年1月から始まる大河ドラマ軍師官兵衛を100倍楽しんでいただくためにFMなかつのスタジオにお邪魔していつも可愛いFMなかつの看板娘・リスナーのあこがれの的?キャスターのあすかお姉さまと楽しく語り合いうまく乗せられて過ごさせて頂きました。

終わりは恒例の浦橋歌手が渾身の魂で歌う顕彰会オリジナル新曲「軍師官兵衛」を流していただきましたが、放送局で聞くと一段と素晴らしく聞こえます。

次回の軍師官兵衛の足跡を辿る旅は7月28日(日) ***21日(日)に変更となりました***、 肥前名護屋城址と名護屋城歴史博物館です。呼子のイカの生き造りをお昼に頂こうと計画しています。歴史とグルメのマッチングした魅力ある旅になりそうです。もちろん豊前国中津黒田武士顕彰会のメンバーが同行して(ボランティアなのです!張り切っています!!)バスの中でも現地でも楽しく過ごさせていただくように企画しています。ぜひ多くのご参加をお待ちしています。

と声高々に叫んできましたので熱い気持ちは皆様に届いたことと思います。

お問い合わせ、お申込みは TEL 0979-53-9900 (大石)   又は090ー9604ー3011(松本)までよろしくお願いいたします。

**ツアー変更のお知らせ**  肥前名護屋城址探訪の旅は7月21日(日)に変更になりました。

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軍師官兵衛の足跡を辿る 中津・求菩提山・城井谷 Ⅰ

2013-05-27 07:46:56 | Weblog

中津黒田武士顕彰会で先の福岡ツアーに続いて第2弾を催しました。今回は中津市内と求菩提山、城井谷探訪ツアーです。

朝、中津駅に集合。中津市内や遠くは福岡や大分などから50名近くの方々が参加してくださいました。小野会長の歓迎の挨拶の後、2台のバスに分乗しまずは市内福島にある長久寺へ。ここは旧田丸城址で黒田軍に敗れたあと長久寺となり今に伝わっています。田丸住職が黒田軍との関わりをお話してくださいました。

当寺では1632年細川忠興によりある意味黒田家の恩人(ガラシャ夫人が三成の人質になるのを拒み屋敷に火をつけ燃え上がったことで黒田屋敷を取り囲んでいた三成の兵が細川屋敷に向かって手薄になった隙に如水夫人お光の方、長政夫人栄姫は母里太兵衛らによって港へ逃れ海路を無事に中津まで帰り着いた)である細川ガラシャ夫人の33回忌が営まれました。

その後、植野の若簱神社へ。黒田軍が石垣原合戦で勝利したお礼に弓2張を奉納したお宮です。また傍の犬丸城を攻める時に陣を敷いた場所でもあります。郷土史を語る会の秋満さんが案内してくださいました。

その後、中津城の黒田の石垣、寺町の黒田家ゆかりの寺(円応寺(河童の墓は野村太郎兵衛(母里太兵衛の弟)の墓。また官兵衛の正室お光の方が当寺で朝鮮へ渡ろうとして船が嵐で沈み亡くなった官兵衛次男熊之助の法要をした)、西蓮寺(官兵衛の末弟開基)、合元寺(赤壁寺、黒田と宇都宮家臣が討ち合った時の刀傷の残った柱)を訪ね昼食の後、求菩提山、城井谷へと向かいました。

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軍師官兵衛中津みなとふじまつり風景

2013-05-23 08:10:32 | Weblog

先日第11回中津みなとふじまつりが開催され会場は軍師官兵衛一色ということで我々中津黒田武士顕彰会も協力しました。

中津市民吹奏楽団の厳かな演奏の中、中津黒田武士顕彰会による新曲「軍師官兵衛」そして小美の会小野京子先生の皆さんによる「豊前中津の黒田武士」も会場を盛り上げました。

今回の目玉は黒田官兵衛公の青年時代のイメージ画です。本山一城先生に拵えの画を戴きまして忠実に再現しましたところ皆さんとても興味を持っていただき写真撮影も大好評です。

晴天の空の下、多くの市民の方々にお出で戴き楽しんでいただけた二日間でした。

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軍師官兵衛 新パンフレット

2013-05-20 08:08:06 | Weblog

このほどNHKさんから軍師官兵衛の新しいパンフレット出ました。

来年1月から始まる大河ドラマ軍師官兵衛について作者の前川さん、音楽担当の菅野さん、チーフプロデューサーの中村さんそして出演者の紹介やコメント、官兵衛を取り巻く相関図が載っています。

大河ドラマ軍師官兵衛がより分かりやすくなっています。徐々に放映が楽しみになってきました。

 

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軍師官兵衛の足跡を訪ねて 宇都宮氏の城井谷

2013-05-18 07:43:17 | Weblog

来る5月26日(日)第2弾軍師官兵衛の足跡を訪ねるツアーの行程です。

中津駅9時出発。中津市内のゆかりの地をまわり昼食は今話題の「黒田家桜狩り御膳」を戴きその後、求菩提山資料館、城井の上城址、天徳寺、大野小弁の墓などを訪ねます。

定員は50名です(求菩提山、城井谷は一部大型バスが入れないので中型バス2台で行きます)。まだ残席が少々ありますのでご希望の方はなるべく早くご連絡ください。

*第1弾福岡ツアーは皆さんとても楽しんでいただいたようで大好評でした。今回も中津黒田武士顕彰会が同行しますので黒田軍と戦った宇都宮氏のことを知っていただけるとても有意義な旅になると思います。特に宇都宮氏が籠もった難攻不落の城井の上城址表門(写真中央)は必見です。

*今回も今後のツアーも一般市民の方々に大河ドラマ「軍師官兵衛を100倍楽しんでいただける」ように豊前国中津黒田武士顕彰会の企画です。どなたでも参加できますのでお申し込みください。写真右に今回の行程と今後の予定が詳しく載っています。ご参加お待ちしています。

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軍師官兵衛講演会 in 大幡コミュニティセンター

2013-05-17 08:04:11 | Weblog

中津市大幡コミュニティセンターの開講式に軍師官兵衛の話をして欲しいということでいってきました。

今、中津市では各地域の公民館やコミュニティセンターで歴史や文化に対して大いに学びたいという方々が講座を設けて講師を呼び様々なことを学んでいます。

来年1月から始まる大河ドラマということで、軍師官兵衛の話も皆さん一生懸命聞いてくださいました。

我々、豊前国中津黒田武士顕彰会も少しでも皆さんのためになるならと時間をやりくりして駆けつけてお話と歌や踊りを披露していますが黒田官兵衛をより身近に感じて戴ければ嬉しいかぎりです。

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軍師官兵衛講演会n 大分県別府市

2013-05-14 08:29:33 | Weblog

先日、軍師官兵衛の話をして欲しいと要請があり別府市中央公民館に行ってきました。

ご存知のように別府市は九州の関ヶ原と言われる黒田官兵衛が乾坤一擲、中津から進撃し大友軍と戦った「石垣原合戦場」のある町です。

来年のNHK大河ドラマが放映されれば多くの観光客が訪れることが予想されますのでその受け入れ態勢が大切ですよとの呼びかけもかねて親心?で行ってきました。

会場には歴史フアンの方々で満員でした。やはり軍師官兵衛の注目度は徐々に高まっているようです。

取材に来られていたマスコミの方々にも好評で新聞記事にもしていただきました。この記事を読まれた市民の方々が関心を持っていただきもっと盛り上がれば嬉しく思います。

歌の浦橋さん、踊りの中尾さん、和才さんもバッチリでした。帰りには宇佐市にある藤の名所に寄って気分すっきり安らぎのひと時を過ごしてきました。

 

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NHK大河ドラマ軍師官兵衛 出演者発表

2013-05-11 07:56:01 | Weblog

昨夜のNHKTV放送で来年の大河ドラマの出演者の発表があった。主演の官兵衛には昨年の10月10日岡田准一さんが決定しその後準主役どころの発表が待たれていたが昨夜めでたく公開され人選も成る程と思えるほどの素晴らしい俳優さん達でした。

官兵衛の正室光姫には中谷美紀さん、竹中半兵衛には谷原章介さん、小寺政職に片岡鶴太郎さん、秀吉の妻おねに黒木瞳さん、官兵衛の父職隆に柴田恭兵さん。

このような素晴らしい俳優さんたちによる軍師官兵衛の物語がどのように展開されるのか楽しみである。

*私事ですが今日このブログの閲覧回数がめでたく100万回を越えました。嬉しいことです。黒田官兵衛の素晴らしさをを中津から発信し続けて8年になりますがなんと100万回もの閲覧を頂いたのです。皆さん有難うございました。これからも皆様と共に軍師官兵衛を多くの方々に知っていただけるように頑張りますのでご支援よろしくお願いいたします。

また、私共顕彰会のオリジナル曲「軍師官兵衛」の歌と踊りが4月5日の当ブログに紹介されていますのでクリックしてくださるかU-チューブにて発信していますのでどうぞご覧ください。

 

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軍師黒田官兵衛(如水)連載 5 本能寺の変と中国大返し

2013-05-08 17:52:22 | Weblog

 織田信長の中国攻めの命を受けた秀吉は備中高松城を攻めていましたがある夜、毛利方へ通じる密使を捕えます。なんとそれは本能寺で主君織田信長が明智光秀に討たれた知らせでした。ビックリした秀吉はあたりかまわず号泣します。今までぞうり取りから今日まで自分を引き立ててくれ中国方面の侍大将にまで抜擢してくれた大恩人が討たれたのです。目の前には毛利の大軍が対陣しており、備中高松城攻めもバックに信長が居ることでこの均衡が保たれていた。今となっては自軍は全くの孤立した状態となってしまった。家臣始め末端の部下たちがこのことを知れば不安に駆られ逃走する恐れがあります。

その時官兵衛は沈着冷静な判断をします。「殿!チャンスですぞ。天下をお取りなさいませ!!」

ピンチをチャンスへと人はよく言うがそれはそんなに容易いものではない。天才にしか見えない近未来図が官兵衛には見えた。明智光秀の軍備が整う前に叩けば必ず秀吉様の勝機はある。そしてそれがそのまま天下人へ一直線の道であると直感したのだ。

直ちに毛利と講和し明智光秀を討つべく京都へ全軍を走らせた。戦国史上有名な「中国大返し」である。

恐るべし軍師黒田官兵衛!

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