3月20日は戦国時代の名軍師黒田官兵衛の命日です。
今から415年前、1604年(慶長9年)、関ヶ原の合戦(1600・慶長5年)で徳川軍勝利の立役者黒田長政の武功により、筑前福岡52万石の大大名となった黒田家は福岡城を築きますが、その完成を見ることなく城内の御鷹部屋なる隠居部屋でその偉大な生涯を終えました。
黒田官兵衛は播州姫路で生まれ有名な中国大返しで高名を挙げ、豊前中津では秀吉の北条氏の小田原城を開城させ天下統一を成さしめ、朝鮮出兵で大暴れ、子息長政は関ヶ原の合戦で徳川軍の勝利に貢献、大藩となった筑前福岡で59歳の生涯を終えました。
稀代の軍師、生涯57戦無敗の戦上手でもあるが、攻め滅ぼすより時世の流れを諄々と説き、説得により降伏を諭した黒田官兵衛は戦国時代最強の武将として、その名を歴然と後世に残しました。
全国の黒田武士フアンの皆様、心静かに官兵衛の冥福を祈って下さい。