草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう採種の続き

2013-06-10 | さくらそうの交配と実生
さくらそうの採種の記事をアップしてからまだ3日しか経っていませんが、その間に多くの実が割れてきたので採りました。

上の画像は暗くて見難いのですが、実の下の方の皮が割れて中の種子が見えている状態です。
そのまま採らずに放っておくと、皮が落ちて種子が散ることになるようです。


先の画像の実から取り出した種子で、50粒弱ありました。


この採種親は4つしか結実させていませんでしたが、全て合わせてみると結構な数です。


これは別の交配のもので、やはり4つの実から採った種子ですが、こちらの方が数が多いように見えます。


こちらは今年初開花の実生花から採った種子です。
花茎3本分の花を交配していたので、全てが結実したわけではないとは言え、大量の種子が採れました。
実が小さかったものも意外と多くの種子ができていたように感じました。


交配した時期は同じなのに実が割れるのが遅かった野生種ですが、右上の実は割れてきたのが画像でも見えます。
この花茎の採種が終わったら、ジベレリン処理~播種を始めようと思っています。

昨年よりも多くの種子が採れましたが、育苗できる数は多くても昨年と同程度なので今年は発芽と成長が早い苗を選んで育てることになりそうです。
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