松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

教育と模倣

2018-06-26 08:30:57 | Weblog

 「模倣」というと何だかいけないように感じるのでしょうが、そんなことはありません。人間が物事を知ったり、覚えたり、できるようになるには、模倣から始まることがほとんどであると言えるでしょう。一人の人間がすべてをつくり出すことはできないからです。
 初任者の指導を見ていて思うことは、もっと、先輩教師の指導のよいところをどんどん模倣していくことです。取り入れていくことです。そのほうが、ずっとはやく学級づくり、授業づくり、子どもづくりができるからです。
  確かに初任者にとって模倣することすら難しいでしょう。しかし、忠実に真似ることにより、そのよさに気づくことが多いと思います。
先輩教師の指導を受けるときも同じです。一番大切なことは、まずは、その教えをしっかり受け入れ、実践をしてみることだと思います。
 模倣することは、中堅教師やベテラン教師にも言えるでしょう。なぜならば教師は教えることは得意だが、他から学ぶことは苦手だからです。

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