国語科の学習では、「単元を貫く言語活動」ということをすすめている。 どういうことかというと、物語文を読んで内容理解をしてから、パンフレット、読書紹介、帯作り、表現活動、手紙、続きの話、同じ作者の物語の比較などをする学習である。 しかし、これらの多くは表面的な実践で終わり、内実の伴うものとはなっていない場合が多いようである。それは、物語の読解が不足しており、子どもたちが興味を持っていないからであろう。
S先生の子どもたちの「ごんぎつね」の読解後に取り組んだ今回の「表現活動」や「読書紹介」がよいものになったのは、読解を丁寧にやり、子どもたちが「ごんぎつね」の物語を十分に楽しみ、味合い、興味を持ったからでろう。
「単元を貫く言語活動」が意味のあるものにするには,何と言っても読解が大切になるのではないだろうか。
S先生の「ごんぎつね」の授業及び表現活動については、私の前記事に掲載されている。また、S先生のブログ(ホームページ→浜松授業研究の会)に詳しく実践が掲載されている。
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